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公開日:2017年7月24日
最終更新日:2018年12月7日

お世話になります。
稲城ひらお整体院バレエ外来
津端雄大郎です。

しばしば当整体院では
「筋力を使い切る」という
表現を使います。

使い切るってどういうこと?
と言いますと

100パーセントの力を
発揮するという意味は

その通りなのですが

過不足なく使うという意味
含ませてあります。

それぞれの筋肉には
それぞれの役割があります。


各筋肉は

お互いに補完しあって人体を運用しています。

しかし、人体は素晴らしいことに

一部の筋肉が使い切れない状態にあっても
統制が取れてしまうと動けてしまうのです。

どこかの部位の働きが弱くても
うまく作業を振り分けで
日常動作を送ることができるようになっています

ただしこれは一般の人の話です。

クラシックバレエを踊るバレリーナは
各筋肉の『作業の振り分け』を
見逃してはいけません。

強いところに任せっきりで踊れば

前腿ばかりが発育したり
ふくらはぎが太くなったり
全体的にムキムキしてしまうという
デメリットが予測されます。

というわけで今回は
お悩みバレリーナは筋力を使い切れてない
を投稿いたします。

この夏は
筋トレやストレッチを始めようかな
思っている方は
ぜひご一読ください。

お悩みバレリーナは筋力を使い切れてない

はじめに断っておきますと
全てのバレリーナが筋力を使い切れてない
というわけではありません。

大半のバレリーナは
必要な部位が必要なだけ働ける
理想的な筋力バランスに
あると思います。

しかし

パフォーマンスが伸び悩んでいたり

バレエ障害を何度も繰り返している

お悩みバレリーナは

ほぼ100パーセント
筋力を使い切れない状況に
あると断言して良いでしょう。

多くのバレエのお悩み・トラブルに
『本人が筋力を使い切れていない』
という背景が存在しています。

筋力を使い切れていないのなら
筋トレやストレッチを!と

ジムに通おうとするのは
もう少しお待ちください。

なぜバレエのための
筋肉を使い切れていないのか?


使いきれるためにはどうすればいいのか?


おかしがちな間違いは?

などの情報を先に知っておくと
筋トレやトレーニングが
裏目にでることはありません。

その一方で
トレーナーさんなどと
契約する場合を除き

何も知らないで
勢いで筋トレやトレーニングをして

バレエのお悩みやトラブルが
よくなる例はほとんどありません。

むしろ、悪化させたり
変な方向に発展してしまったケースは
何度も拝見しています。

では次の段落から
お悩みバレリーナが

筋肉を使い切れない理由を
順番に説明していきます。

結論:普段使ってないから

酸化したりんご

先に結論を申し上げますと
「普段使っていないから」

肉離れや捻挫などの
突発的外傷を除けば
これが全てです。

もし本当に使っていなければ
歩くこともできないはずだから
使ってないわけない。

こういうご意見もあると思います。
これは正解です。

もちろん、
筋力を使い切れていないバレリーナが
問題を起こしている筋肉を普段の生活でも

全く使っていないわけではありません。

比率の問題です。

例えばバレリーナに好発する
お悩みでいうならば

ももの筋肉において

大腿四頭筋(前)と
ハムストリングス(後)の
活性度に大きな差がある場合

前腿から力が抜けない…
膝やスネに痛みがある…
足がどんどん太くなる…

といったバレエ固有のお悩みの
原因になることがあります。

一般的な人の場合は

痛みや不具合がないならば

大腿四頭筋とハムストリングスの
活性度の比率など気にする必要は
ないと思います。

ただバレリーナにとっては
それが審美性や表現力に
直結してしまうため
気にする必要があるのです。

話を元に戻しましょう。

普段さほど使っていない筋肉は
だんだんと弱体化していきます。

人体は動作を統合補完する
ことができるため

そこの活性度が低くても
どうにかなってしまいます。

たくさん使う強い部分は
どんどん強くなり

さほど使わない弱い部分は
どんどん弱くなる

傾向にあります。

そして使われなくなった部分に対して
人間の脳は

「じゃあ燃料いらないよね」

と、血流や神経伝達物質の供給を
絞る方向に働きます。

不要なものは無くなる方向に働きます。

お悩みバレリーナが筋肉を使い切れないのは
普段その筋肉があまり仕事をしておらず
どんどん弱化していっているせいです。

このような場合
コツ・センス・やり方の問題ではなく
局所的に虚弱状態になっていると思って
差し支えないでしょう。

いきなり踊るには無理があるかも

ウサギとカメ

筋肉を使い切れない大きな理由の一つは
「普段使っていないから」
という身も蓋もないものがありました。

そしてお悩みバレリーナの多くは
なぜか
「普段使っていない筋肉」で
「いきなり踊ろう」とする傾向にあります。

…文字にして改めて読むと
コレちょっと無理があると思いませんか?

思うように動かせない…
神経の伝達率が悪い…
血流も減少している…

そんな急所の部分を
即座にバレエ的に運用するのは

よほど運動神経に自信がある人以外は
なかなか上手くいかないものです。

「いきなり、使い切ろうとする」

お悩みバレリーナが
筋力を使い切れない
二つ目の理由はこれです。

慢性的に弱化した筋肉に
過負荷をかければさらに弱化します。

最悪肉離れや筋挫傷などの
バレエ障害につながります。

バレエの上達には
スパルタの根性論も必要な時があります。

ただ
その根性論の舞台裏で
何人ものバレリーナが

怪我や故障で泣いていることを
お忘れないようお願いいたします。

最初はリハビリ的な目線で始める

なんで使い切れないの?→普段使っていないから

普段使っていないのに…→ぶっつけ本番は難しい

では、安全に確実に
筋力を使い切るためにはどうしたらいい?

稲城ひらお整体院バレエ外来の意見は

リハビリ的=ごく単純で簡素な動作から
筋力を発揮できるように地道にやる

これが一番だと考えています。

バレエ動作とはかけ離れた
ごくごく簡単な運動動作を
丁寧に繰り返しやる。

根気と気力のいる
ちょっと泥臭い作業が
この後、花を咲かせるために
とても重要になるのです。

使い続けていくと反応するようになる

地道なリハビリ的動作を繰り返していると
あるタイミングでその動作が

簡単になったり早くなったり
動作が安定するタイミングが訪れます。

この段階に来るまで
2年も3年もかかるということは
絶対にありませんので安心してください。

神経系の反応が強化されたおしるしのようなものです。

早い人だと2〜3週間でこの
「つぼみ」の状態が訪れます。

動作の学習→定着→自動化

動作が安定してきたら
いよいよバレエ動作に適応させます。

この段階ではもうすでに
今まで「使っていなかった」動作が
ある程度自然に再現できるようになります。

動作を学習し、それを繰り返し行い
定着すると無意識にその動きを
使えるようになるのです。

動作が自動化されれば、
筋力を使い切るための準備はOKです。
さあ思う存分踊ってください。

理想は「体が勝手にバレエを踊る」状態

自動的に反応が起こる

この自動化フェーズまで
しっかり地道に取り組んでいくと

バレエのパフォーマンスが
本当に土台から大きく伸びます。

自然に…無意識に…
体が勝手に反応する状態になれば
動作系の問題に苦慮することなく
バレエを踊ることに集中力を向けられるからです。

理想的なクラシックバレエの
身体操作が内側にインストールされるまでは

個人差もありますが
非常に地味で地道で
面倒な取り組みがほとんどです。

バレリーナのための
「筋力を使い切るための整体」は
痛みや不具合の治療とは
ちょっと違う世界です。

バレエのステージや
スタジオの華やかさには程遠い

陰の努力をするのは心が折れます。

そんな目立たない努力が
基礎や地力というものを作ると
私は確信しています。

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