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公開日:2017年3月12日
最終更新日:2018年12月7日

お世話になります。

稲城ひらお整体院バレエ外来
津端雄大郎です。

花粉の飛散量が増えて
目のかゆみや鼻水鼻づまりなどの
お悩みが増えてきました。

かく言う私も花粉症だったのですが
日本花粉整体協会の特殊整体を受けて
完全に症状が消失いたしました。

いい気候になってきて
過ごしやすい日も
増えてきましたが
花粉の季節だけは早く終わって欲しいと
切に願っております。

今回は
「つま先重心のメリット・デメリット」
について投稿します。

ご一読ください。

重心をどこに置くか

クラシックバレエを踊る上で
「重心をどこに置くか」は
重要な要素だと考えます。

理想は真ん中なのですが
つま先重心を推奨される
指導者の先生も多くいらっしゃいます。

整体師から見たつま先重心の
メリット・デメリットを
まとめて見たいと思います。

つま先重心のメリット

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つま先側に重心を置く
最大のメリットは
バレエを踊る上での
取り回しの容易さにあると考察します。

つま先重心では
体全体が前傾傾向にあるため
踊る上での移動や加速が
中心に立っているよりも
簡単に行えるのです。

足の前半分の接地面が強いので
ポアントポジションへの展開が早い
と言う点も重要です。

パッとキレのある動きを出す上で
つま先重心は非常にやりやすい
立ち方・踊り方だと言えます。

つま先重心のデメリット

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つま先重心は
非常に勝手の良い立ち方・踊り方ですが
メリットばかりではありません。
デメリットも確実に存在します。

前項で「体全体が前傾傾向にある」と
書きましたが
前傾傾向にあることで
体を上方へ引き上げる力が抜けやすい
と言うデメリットも存在します。

そのため、反り腰や出っ尻などの
弊害が起こりやすい重心でもあります。

また、常に前傾した体の重心に対する
「ブレーキ役」として
膝関節が働きます。

つま先重心での舞踊は
膝蓋骨(膝のお皿)周辺に
恒常的に負担がかかってしまいます。

つま先重心では
足首を若干背屈した状態で
運用するために
足の甲が出にくくなり
ふくらはぎが張りやすくなる
デメリットもあります。

一番のデメリットは
これらの条件が組み合わさり

股関節のターンアウト角度に
運動的な制限が発生しやすい点にあると思います。

クラシックバレエは鉛直を理想とする

クラシックバレエのメソッドで一番重要なのは
「鉛直方向に体を引き上げて立つこと」です。

鉛直方向とは地面に対して垂直を意味します。
木でいうところ幹の部分が
地面に対して確実にまっすぐでないと
この前提は達成できません。

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ですので
「鉛直方向に引き上げて立つ」という点においては
つま先重心は動作的に矛盾してしまうと考えます。

6番ポジションで引き上げて立った際に
重心線を引いていくと
足の裏では真ん中より若干後ろに
中心が来るようになっています。

整体的な目線で言えばデメリットの方が多い

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バレリーナ目線で言えばつま先重心は
非常に魅力的なメリットを持っています。

速い足の展開、なめらかな加速、
体幹コントロールの容易さなど
踊る側からすれば美味しい要素が山盛りです。

なのに、この投稿ではデメリットの表記の方が多いです。

それはこの記事は
「整体的な目線」からの記述だからです。

整体する側の目線で言えば
つま先重心では負担が集中するのは当然
と言ってもいいと思います。

もちろんつま先重心で踊っていて
不具合やお悩みが一切なければ
そのままでもいいと思います。

つま先重心でも
可動域の制限もなければ
痛みや不具合の出現がない
バレリーナは沢山いらっしゃいます。

何度も痛みや不具合を繰り返したり
動作的に壁を感じる方は
重心を見直す、くらいのスタンスで
良いのではないでしょうか。

指導方針によりけり

もう一つ忘れてはいけないのは
「お教室やバレエ団の指導方針ありき」
という点です。

つま先重心にはメリットも
デメリットもあります。

それを承知の上で先生たちは
指導を組み立てていらっしゃるのですから
指導方針に沿うのは大切だと思います。
現実的な対応は

「こういう重心の取り方もあるよ」
という複数のやり方、スタンスを
体得した上で仕組みを理解し

指導方針に沿って踊っていくという
やり方ではないかと思います。

もちろん

足の真ん中に重心を置いても
つま先重心と同じくらい
緩急自在に自由度高く
踊れるのが一番の理想です。

 

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