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公開日:2018年1月23日
最終更新日:2018年12月7日

お世話になります。
稲城ひらお整体院【バレエ版】
院長の津端です。

昨日の大雪は凄かったですね。
今朝来ましたら、当院の上がり端まで
雪が積もっており
うっかりとしまい損ねた
立て看板が丸々雪に埋もれておりました。

久しぶりの雪かきでいい具合に体が重いです。

普段は
新百合ヶ丘から稲城駅まで
小田急バスが運行しているのですが
坂浜地区の坂が登れないため
(過去にも立ち往生多数)
一部運休となっておりました。

本日は、気温も上がり
順調に雪も溶けているようです。

とはいえまだまだ
路面が凍結した道も多いようですので
転倒やお怪我などには十分ご注意ください。

さて本日は
「コンクールの成績が上がるバレエ整体の仕組み」
を投稿します。

コンクールシーズンも
一区切りしました。

お陰様でみなさま順調に
成績を伸ばされているようです。

ホームページからの
お問い合わせで
「コンクール対策に対応してますか」
という旨のご連絡を頂くことがあります。

きっちりかっちりの
「対策」という感じではないのですが
需要にはバッチリハマると思いますので
ブログにまとめさせていただきました。

今年はもう少しステップアップしたい方は
ぜひご一読ください。

コンクールシーズンも一区切り

1月も後半に入り
12月頃から続いていた
コンクールラッシュがひと段落しました。

学校の長期休みがある時期は
バレエ関係のイベントが増えるので
大忙しだったバレリーナの方も
多いのではないかと思います。

みなさまその節はお疲れ様でした。

さて、
コンクールシーズンが一区切りし
多くのクライアントさんから
ありがたいお喜びのご報告を
多数頂戴しております。

前年度より順位が上がった…
初めて入賞できた…
審査員の評価が良くなった…
選考に通って留学が決まった…

など、
どれも大変お目出度い内容でした。

中にはわざわざ
お手紙を認めてくださった方もいらして
大変ありがたく感じますとともに
改めて感謝申し上げます。

「コンクールの成績を上げるバレエ整体院」
という謳い文句は
ちょっと下品なので嫌なのですが

コンクールの成績向上を目標に
当院へお越しになる方は
多くいらっしゃいます。

「整体で、少しでも足しになれば…」
という賭けに出るような気持ちで
始められる方が多いのですが

現状として、
ほとんど100%の方が
好ましい変化と
成績を出されています。

ほとんど、
と申し上げましたのは
怪我や急病、あるいは事情により
バレエを辞めるなどの例があるためです。

自分で書いていても
「何か、ずいぶん強気だなぁ〜」
と感じる文章ではございますが…

コンクールの順位を上げたり
入賞することは
そんなに難しいことではありません。

もちろんこれが、
トップや最優秀賞となりますと
ある程度のポテンシャルや
持ち前の資質も関与してきますが

前回よりも成長、ということでしたら
そのためにやるべきことは
単純で、割と簡単なのです。

コンクールの順位がなぜ上がるのか

バレエ整体によって、
コンクールの順位がなぜ上がるのか?
と申し上げますと

考えられる要素としては
・身体操作法が変わる
・身体機能が高まる
・バランスが向上する

など、様々な要素が
挙げられると思います。

これらを、
一行でまとめると

「動作の性質が変わる」

というところに理由があると
考えています。

動作改善において
一見すると同じような動きでも

日常的動作からバレエ的動作へ
動きの性質を変えることを
最優先課題としています。

もっと大雑把に言えば
見た目がそんなに変わらなくても
中身や仕組みが変わるということです。

動きの中身が変わっても
外見がそんなに変わらなければ
意味がないのでは…?

と、
思われる方もいらっしゃるでしょう。

確かに一動作、二動作程度では
あまり評価に関係ないかもしれません。

しかしそれが複数の動作を連ねた
アンシェヌマンになった瞬間
精度と安定性が劇的に変わります。

一つ一つの動作では
見る人が見ないと
わからないレベルであっても

それを繋げていった際に
バランスや、動線、描く動きは
わずかな差の積み重ねによって
全く違うものになります。

アンシェヌマンが連なって
一つのバリエーションになった時に

日常的動作で踊るバレエと
バレエ的動作で踊るバレエの差は

はっきりとわかるものになります。

ものづくりで例えるならば、

部品・パーツの精度が数パーセント上がれば
全体の製品の性能は大きく上がるというものです。

コストカットで例えるならば、

1個あたり1パーセントのコストカットでも
それが全店舗の一年分となると
大幅な経費削減に繋がるのと同じです。

こういう地道で、
小さい変化を出すことが
結果的にコンクールの成績を
否が応でも引き上げてしまいます。

逆に、

単独動作の精度や
その場限りの柔軟性は
さほど大切ではありません。

通して踊った際のバランスや安定感
また舞踊の再現性
(毎回同じように踊れるかどうか)
の方がよほど
現実的にバレリーナにとって
必要な能力であると考えています。

というわけで今回は、
バレエ整体がコンクールの成績に
どのように作用しているかを
簡単に説明していきたいと思います。

テクニックやノウハウは不要

一番最初に書いておきたいことは
バレエ整体において
テクニックやノウハウは
不要ということです。

状況によっては、
全く不要とも言い切れませんが
「重要ではない」
ことは間違いありません。

クラシックバレエは舞踊であり
曲に沿って、動作を連続して踊ります。

アラベスクができるようになる…
ピルエットが回れるようになる…

こういう目的は確かに大事なのですが

実際に必要な能力は
(全編を通して)
アラベスクができるようになる

ですとか

(次の動作に繋がる)
ピルエットができるようになる

この辺りが、本当のところでしょう。

しかし、能力向上のために
テクニックやノウハウ的な
対処法になると

どうしても一動作ごとに
区切って考える癖がついてしまいます。

それはそれでいいのですが
実際にアンシェヌマンを組み立てて
踊って見ると、状況が変わっていたり
思ったように動けなくなったりします。

バレエを舞踊として
通しで考えた際に修正すべき点と
バレエを動作として
単品単独で考えた際に修正すべき点は
必ずしも一致しません。

そのため、問題点の抽出は
動画などの実際の映像で
行った方が間違いがないのです。

単独動作そのものに
問題がある方もいれば
動作から動作の継ぎ目に
問題がある方もいます。

そして、
単独動作の際には
その問題が表面に出てこないこともあります。

テクニックやノウハウを蓄積しても
組み立てた際に動かなければ
あまり意味はありません。

●●トレーニングだとか
●●ストレッチという
テクニック的(対処的)なものが

実際のパフォーマンスアップに
ほとんどつながらないのは
このような理由のせいです。

…などと偉そうに書きましたが

私は、経堂での開業当初は
このようなテクニックやノウハウを
徹底的に抽出して分析していました。

クラシックバレエのための
テクニックやノウハウは
短期的な変化でもよければ
結構有効でした。

また、その経験が
現在の整体体系構築のための
有意義な蓄積になっています。

しかし、
様々な動作を分析して
対策を講じているうちに

だんだんとバレエ動作の相似点と
修正の矛盾点に気がつくようになり

「あれ、これって、効率悪くない…?」

という結論に至りました。

細かい動作を逐一直して
データを集積させるよりも
基本操作を変えてしまった方が
ツブシも効くし、広域に変化が及ぶ。

この結論に沿って
徐々に動作改善の内容を
変化させていきました。

重要なのは基本的操作法の見直し

ルルヴェ

稲城ひらお整体院の
バレエ整体(動作改善)では

バレエのパや、アンシェヌマンを
修正するよりも

動作を構築している最小要素を
改善してしまった方がいいという
考え方をしています。

ピルエットを直すというよりは
「まわる」という動作を直す。

サンジュマンを直すというよりは
「とぶ」という動作を直す。

具体的には

日常生活の「まわる」から
クラシックバレエの「まわる」へ

日常生活の「とぶ」から
クラシックバレエの「とぶ」へ

基本操作の内容を変質させることが
クラシックバレエの動作改善における
最善手であると認識しています。

そうじゃないと、
ハッキリ言ってキリがないんです。

バレリーナの動きを構成する
動作の最小単位を変えていけば

似たような動きは同じ要領で
適切に処理することが
できるようになります。

これに対して、
一つ一つの動きを
総当たりで改善していく場合

内容の重複も多くなりますし
どうしても回数がかかります。

何より、
一動作一動作バラバラに覚えた動作は

曲に合わせていざ本番!となった際に
再現性が保てないことが
圧倒的に多いです。

パラの動きではできるのだけど
繋げると全然できない…

これでは理想的なバレエを
踊ることは難しいでしょう。

それに対して
動作そのもの『だけ』
丁寧に変質させて

実際のレッスンやステージで
それぞれのバリエーションなどで
応用してもらう形を取れば

パフォーマンスを落とすことなく
現場で頭がパンクするリスクもなく

今まで通りの踊りで
中身(動作の質)だけが変わっている

という
極めて理想的かつ現実的な
動作改善が現実に可能となります。

4年間、クラシックバレエを踊る
バレリーナの整体を専門に行って
2018年1月時点での結論がここです。

もちろん、
メソッドやパターンで
徹底的にカタにハメるやり方も
ありますし、開業してしばらくは
そのように行っていました。

そのようなやり方ですと
実際のところは

敷居が高すぎるという点と
処理が複雑になりすぎるという
デメリットがありました。

また、施術者としては

いくら能力を伸ばそうとしても
難しすぎてバレエが
嫌いになるようでは本末転倒だよなぁ

という葛藤もありました。

今のやり方なら
希望される方には徹底的に
動作改善を突き詰めることもできますし

ある程度で良いならば
最小限の変化でも目的を達成できる
ルートもご用意できるようになりました。

大リーグ養成ギブスみたいな
動作改善もストイックで好きなのですが

ある程度の幅と遊びがないと
長期的に見たときに
上手くいかないというのも
また真理なのではないかと考えています。

パフォーマンスが底上げされる理由

バレエ性膝変形

パフォーマンスが底上げされる理由の一つは
先述の通り、動作の最小ユニットの質が
改善されるためという点にありました。

もう一つの理由は
「舞踊そのものに干渉しない点」
にあると思います。

バレエ整体の施術体系を
筋骨格系ベースから
妙見活法へ変えて以来

踊り方そのものに
深く介入しなくても
動作改善が上手くいくようになりました。

動かし方をピンからキリまで
徹底的に決めるのではなく

一つの動作を変えてしまうことで
うまくまとまるようになり

この結果、
バレエ整体を受けて
バレエのパフォーマンスが
向上する方の比率が
大幅に上がったと分析しています。

2年前でしたら
「ほぼ100パーセント成績上がります」
などということは
とても書けなかったでしょう。

クライアントさんのペースで
動作改善ができるようになった結果

不思議とパフォーマンスが
安定して伸びるようになり

コンクールの成績という結果で
反映されてきたのだと思います。

動作そのものが変わることが重要

繰り返しになりますが

バレリーナのための整体において
テクニックやノウハウというのは
あまり重要でない、

正直にいうならば
「要らない」
私は考えます。

そういうのはワークショップや
お教室でやればいいですし

テクニックは、長期的に見れば
すぐに体から抜け落ちてしまいます。

治療院、整体院という立場から
バレリーナに関与した際に

「動作そのものを変える」
ということができれば
一番ご本人のメリットになりますし

ある意味、
整体師の専売特許でもあり
もっとも得意とする領域
だと自負しています。

筋肉や骨格だけでなく
反射と認識という目線から

動作そのものが変えられると
自ずとあなたのバレエの評価は
高くなります。

コンクールのための整体!
という売り出し方は
今後もする気はありませんが

結果的に成績伸びちゃった〜
となるといいですね。

お読みいただき
ありがとうございました。
御陰様です。

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