ストレッチをよく効かせるコツ
カテゴリー:バレエ整体

お世話になります。
稲城ひらお整体院バレエ外来
津端雄大郎です。
バレエを踊るためのケアとして日々のストレッチはとても重要です。柔らかくしなやかな体を手に入れるためにも、ストレッチは効果的に行いたいですよね。
今回はストレッチをよく効かせるコツとストレッチで体を痛めないための注意点を書きます。
Contents
形を真似ることは大切

ストレッチは専門書や雑誌などを参考にする場合でも、バレエの先生から手ほどきを受ける場合でも『お手本の形』を真似することが大切です。可能であれば、慣れないうちは鏡に体を映しながら行いましょう。
その形には理由がある
お手本の形と自分の姿が大きく違っている場合そのストレッチは目的の部分にあまり作用していない可能性があります。柔軟性や慣れの問題もありますがうまくストレッチが効いている時はだいたいお手本の形と似通ってくるものです。
どうして形を真似ることが重要かというと、形を近づけているうちにそのストレッチをする上での『コツ』が自然にわかるようになるからです。
お手本の形にはちゃんと理由があります。(これはバレエでも一緒ですよね)文字に起こす上でうまく伝わらなかったり、あるいは誤解してしまうこともありますからまずは目に見える形を参考にして行ってみましょう。
限界を大きく超える必要はない
体の硬い方、柔らかい方、人それぞれですがその人その人の程度に合わせたストレッチが一番安全で効果があります。
無理に力づくで行ったり、勢いをつけたり、顔を歪ませながら行うストレッチはケガや故障の一因になります。
またそのように強制的にストレッチをかけると筋肉はオーバーストレッチという状態になり、筋力が大きく低下します。柔らかいというよりはフニャフニャになってしまい踊るための力がうまく発揮できません。
急がば回れという言葉がストレッチにはまさに最適ですね。一気にガッとやるのではなく毎日コツコツやった方がずっと柔らかくしなやかになりますよ。
待つこと、呼吸することが大事

無理にひらかず反動をつけず安全にストレッチをする上で重要な点は待つことと呼吸することです。
ギリギリのところまでストレッチをかけたら今度はその位置でじっと待ちます。待っている間は、呼吸することを大切にしましょう。イメージ的には呼吸というポンプの力で筋肉や関節を動かす、と捉えてみてください。
「固い氷が少し溶けたような」ゆるみ感を感じられるストレッチがベストです。
体が柔らかくなるだけでなく全身の血流が上がり深いリラックス感が得られます。
よく効くストレッチには集中が必要

テレビを見ながら、本を読みながら、スマホをフリックしながら…とストレッチは「ながら」でもできてしまいます。
ですがこの「ながらストレッチ」では本当に効くストレッチは期待できません。
ストレッチをしながら自分の体をしっかり観察し、変化を知覚しようと集中することでもう一次元上のストレッチを行うことができます。
身体感覚・固有感覚をみがく
諸事に集中力を散らさず、自分の体と相対しストレッチを行うことは、ただ単に体の組織を柔軟にすることとは全く異なります。
「ここが動いた」「この部分まで伸びた」というような体の変化を認識することで、ストレッチは身体感覚にまで作用します。こういったストレッチを何度も行うことで「背中を使う」「内股を使う」といった指導が初めて体で理解できるようになります。
楽しむことが継続につながる

集中してストレッチに取り組むことは大変です。学業・仕事・家事などに追われて「今日はいっかな…」となる日もあると思います。
よく効くストレッチを続けてゆくためのコツは 楽しむこと これがいちばんだと思います。
新たな発見があったり、先生からのご指導がストンと腑に落ちたり、なんだかスタイルが良くなってきたり、と集中して取り組むストレッチは実はすごく効果的なんです。
「やらないと体が硬くなっちゃうから…」と義務感に追われるのではなく「一所懸命にやったらほんの少しバレエがうまくなる」と考えて取り組んでみてはどうでしょうか。
コツをつかめばどのストレッチも効く
バレエにはどんなストレッチが効きますか?何をどのくらいやれば良いですか?といった質問をよく受けます。確かにストレッチにはそれぞれ目的とする作用がありますが、基本ルールを無視したり雑に取り組んでいては正直あまり効果は出ません。
逆に、すでに知っている、覚えているストレッチでも基本ルールを守り集中して取り組んでみると今までとはまったく違う体感を得ることができます。
ストレッチは柔軟性を高めパフォーマンスを向上させるためのものですが、丁寧に取り組めば体の感覚までみがくことができます。
この記事を読んだら、スマホを手放して、集中できる空間で、ご自身の体を見つめながら、いつもやっているストレッチを始めてみてくださいね。
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