バレリーナの腹筋に整体が必要な理由
カテゴリー:バレエ整体
お世話になります。
稲城ひらお整体院バレエ外来
院長の津端雄大郎です。
早いもので7月も終わりですね。
7月7日の新装開店から
この一ヶ月弱で
多くのご新規様に当店に
ご来院いただきました。
この場をお借りしてお礼申し上げます。
ありがとうございます。
本日は
バレリーナの腹筋に整体が必要な理由
を投稿します。
クラシックバレエを踊る
バレリーナにとって
お腹は重要拠点です。
お稽古で先生から
「肋骨が開いている、動きが硬い、動作が重い」
などと指摘される方は
ご一読ください。
Contents
◎腹部が緊張しているバレリーナが非常に多い
最初に、なぜバレリーナの腹筋に
整体が必要かという理由を述べます。
それは腹筋が過剰に緊張している
バレリーナがとても多いからです。
腹筋でも主に腹直筋の上部の
「みぞおち」と呼ばれるあたりが
硬いバレリーナがたくさんいます。
このあたりの緊張は
クラシックバレエを踊る上で
非常に多くのデメリットを誘発します。
間違った引き上げ動作や
意味もなく力を入れてしまう癖など
クラシックバレエの動作で
比較的問題が起こりやすいようです。
◎背中の可動性に影響しているケースが大半

背中をうまく使いたい
または
背中を柔らかく使いたい
といった
背中に関するお悩みや問題は
バレエを踊る上で頻出するものです。
背中を柔らかくするために
ストレッチポールに乗ったり
ヨガのクラスを受講したり
みなさま色々と試行錯誤なされています。
腹部の緊張がある場合、
この努力が残念ながら無駄になってしまいます。
腹部の緊張が強い場合
体の反対側である
背中や背骨の可動性に
ロックが生じます。
可動域への影響力の強さは 腹筋>>>背筋ですので
お腹の緊張が強い場合は
背中エリアに対して
柔軟的に働きかけても
思うような改善が出ません。
人間は
お腹が痛くなると
背中を丸めるような姿勢を
無意識にとりますね。
腹筋が過剰緊張しているということは
あの状態に近いと考えてもらうと
わかりやすいかと思います。
◎腹筋運動のやりすぎは×
腹筋運動を毎日欠かさず行っている方は
結構多いと思います。
腹筋運動をすることは
悪いことではありません。
確かに一定の筋力は必要です。
ただし、
腹筋運動だけを100回も200回も
ハードに行ったところで
クラシックバレエのために
得られるメリットはさほどありません。
上記の理由から
むしろデメリットの方が
多くなるのではないかとみています。
100回も200回もできる
腹筋運動は、おそらくは
上腹部に作用するタイプの
クランチだと思いますので
腹筋の一部だけを硬くして
背中の可動域に制限を
『自分で』かけてしまっている
例が大半のように思います。
腹筋運動のぶんの時間とエネルギーを
別のエクササイズに向けた方が良いでしょう。
◎脱力が苦手なバレリーナは必須
クラシックバレエの良くあるお悩みに
「力が抜けない」
「脱力が苦手」
というものがあります。
私の経験上の話で恐縮ですが
このお悩みを持っている
バレリーナはほぼ100パーセント
腹部に過剰な緊張があります。
そして
この腹部の緊張を抜かない限り
ストレッチをしても柔軟をしても
筋肉の緊張がスーッと抜けることは
難しい傾向にあります。
オーバーユースによる
筋肉の緊張ではなく
腹部の慢性的な緊張から
二次的に起こる全身の緊張のせいで
柔軟性や可動域が低下している
バレリーナがとても多くいらっしゃいます。
そのような状況の方が
少しでも柔らかくしようと
りきんでストレッチをしたり
腹筋運動をしてしまうと
結果が裏目に出てしまいますので
ご注意いただければと思います。
◎呼吸が浅いと疲れやすい

腹部の緊張を看過できない
もう一つの理由は
呼吸の浅さと疲れやすさの原因
になる点です。
有酸素運動をする上で
呼吸はある程度深くできた方が
柔軟に体を使えますし
酸素の交換がスムースになるので
結果、疲れにくくなります。
「疲れにくさ」はとても重要な要素です。
バレエを踊っていると
コンクールラッシュや
発表会前の追い込みの練習など
物理的に負荷が増えるシーズンが
必ず存在します。
そういう体力や回復力が
モノを言うタイミングで
オーバーワークによる故障や
パフォーマンスの低下を起こさないためには
疲れにくい体かどうか?
と言う点がとても重要になります。
バレエの上達を望むならば
練習量が増えることは
どうしても避けられません。
食事、睡眠などの要素と同じくらい
疲れにくい呼吸は大切です。
◎体からムキムキ感をなくそう

体の硬さや疲れにくさに関わってくる
お腹の緊張は
バレリーナの体の筋肉から
「ムキムキ感」を消す上でも
とても重要な要素です。
筋肉がつきすぎている…
筋肉質すぎると言われた…
もう少しラインをほっそりさせたい…
など「筋肉のムキムキ感」に関して
絶対数では多くありませんが
一定のお悩みがあります。
熱心に練習を繰り返していると
ご本人が認識していないレベルで
「ずっと力んでいる、力が入っている」
状態になっていることがあります。
ご本人にはそんなつもりは毛頭ないのに
ずっと力を入れた状態になっているので
ムキムキして見えてしまうようです。
お腹の緊張を改善させると
全身の筋肉の過緊張が緩和するため
この「謎のムキムキ感」を
中和・低減させる上で
非常に喜ばれます。
◎緊張と弛緩を自由自在にする整体
腹部の緊張を緩和するためには
マッサージなどは一切必要ありません。
稲城ひらお整体院バレエ外来の
整体方針としては
緊張と弛緩を瞬時に切り替えて
自在にコントロールできるように
すれば良いと考えます。
クラシックバレエに限った話ではなく
舞踊やスポーツを行う上で
体を緊張させることは絶対に必要です。
問題はその緊張をいつでも
解放できるかどうかにあります。
過緊張を起こしてしまった
バレリーナの腹筋部分には
緊張と弛緩を可能にする活法整体を行なっています。
「バレエのことで悩んでいるけど、これって整体院でどうにかなる問題…?」
と疑問に感じましたら
当院までお気軽にお問い合わせください。
お読みいただきありがとうございました。
御蔭様です。
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