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公開日:2018年1月15日
最終更新日:2018年12月7日

お世話になります。
稲城ひらお整体院バレエ
院長の津端です。

早いもので1月も2週終わってしまいました。
もう折り返しで、あっという間に2月ですね。

1月いく月、2月逃げる月、3月去る月…
などと言いますが本当に
年明けてから年度末までは
あっという間の出来事に感じます。

そんなめまぐるしい状態でも
バランスを崩したりしないよう
自分の軸を安定させておきたいですね。

さて、今回は
「バレリーナの軸作り2018」
投稿します。

2017年を振り返り
昨年でどのようにバレエ整体が
変化し、進化したかを
自己反省とともに書いてみました。

少し長くなりますが、
に興味のあるバレリーナ
及びダンス関係者の方は
ぜひご一読ください。

2017年のバレエ整体を振り返って

2018年を迎えて
バレエ専用の整体を
一層良いものにしていくために
まず、2017年のバレエ整体を
振り返ってみます。

2017年に起きた大きな変化は
施術法の変化と
動作改善の高速化(圧縮化)
に集約されるように感じます。

2016年より手技療法の体系を
現在の活法整体に切り替えましたが
2017年はほぼ100%
活法整体での施術となりました。

言い換えるならば、
バレリーナへの施術では

ストレッチ的アプローチ
マッサージ的アプローチ
カイロ的アプローチを
ほとんどしなくなりました。

動作改善の高速化については
今まである程度の期間が必要だった
バレエ動作の改善が

短期間に変化し、さらに
以前より高確率で
定着するようになりました。

これは動作の分析が
今までは運動学と物理学ベース
基準によるものだったのですが

そこに活法整体の源流である
古武道の身体操作と術理が
加わった結果だと考えられます。

運動学や物理学ベースの
動作分析も有効ですが
古武道の術理のおかげで

その分析からの動作改善
劇的な『ショートカット』
引き起こすことが
できるようになりました。

それぞれの項目を
もう少し掘り下げて
書かせていただきたいと思います。

施術法の大型変化

先述の通り、
2017年は2016年に拍車をかけ
バレリーナの施術を
ほとんど活法整体のみで行いました。

捻挫・肉離れ・打撲などの外傷はもちろん
筋力低下や神経痛、関節痛まで
全ての施術で活法整体を活用しています。

この治療法は戦場や武芸の場で
発展してきた早い治療法ですので

バレリーナの不調や負傷には
言うまでもなく高相性であり
レッスンへの早期復帰が可能です。

特に、本番直前の負傷には
これほど相性のいい整体も
ないのでは?と思います。

妙見活法整体が
今のバレエ整体のメーンになっている
もう一つの理由は
「侵襲性の低さ」にあります。

患者さん(バレリーナ)が
「痛い、キツい、しんどい」
と言う操作法は一切ありません。

操作自体がかなりソフトで、
何をされているかわからないくらいの
微細な刺激ですので

小学校低学年のバレリーナから
痛いのがとても苦手なバレリーナまで
相手を選ばずに施術できます。

これがとても大きな変化だと
自分自身では考えています。

バレエの整体は小さなお子様を
施術することもあるので
なるべく余計な刺激は
入れなくないのが本心でした。

例として
2016年以前の
施術例で言いますと

バレリーナに後発する
足の障害である
後脛骨筋由来の
足根管症候群などは

足首のアラインメントを整え

原因になっていると
推察される後脛骨筋へと
刺激を入力し

その後、血流促進のために
温熱療法を施し

最後に術後安定のために
テーピング固定…

と言う
かなり構造的な
調整をしていましたが

今は活法整体で
神経系の促通をし
荷重出来る状態にすれば終了です。

その結果

体の刺激量が減り、
治療時間が短くなり、
治療回数が少なくなりました。

今まで
色々な手法を組み合わせて
1時間近くかかっていた
整体法より

他の術式をほとんど要せず
早ければ5分程度で終わってしまう
活法整体の方が

術後の経過も良い
と言う結果が出ています。

私は今まで
過去の投稿も含めて

『バレリーナの不調は治りにくい』
と言う旨の内容を
なんども書いていましたが

活法整体で施術すると
「あまり関係ない」
と言う結論にたどり着きました。

もちろん、一般の方に比べて
公演やレッスンを休めない
と言うディスアドバンテージは
ありますが

バレリーナは歪みが強いから
治らないだとか

バレエは負担が大きいから治らない
と言うのは

必ずしも因果関係がない
と言うことが
よくわかりました。

ただし、
バレリーナの整体に対して今でも
『筋骨格的にだけ』
アプローチしていれば

このような持論の転換は
起こらなかったと思います。

筋骨格・構造的だけの
目線では考えず

つまり
バレエの歪みを
ほぐしたり伸ばしたり整えたりせず

バレエで入力されたクセを
一旦リセットする

このように考えることが
バレリーナの整体では
特に重要になるのではないか
と思いました。

もちろん、
反復して踊る習慣は変わらないので
動作改善の必要性は
2018年も変わらないでしょう。

動作改善の高速化

さて、
その動作改善ですが
2017年は
整体治療のスピード以上に

動作改善の速度が
大きく早くなった1年でした。

今までは
(1)問題の動作を分析して
(2)問題となる部分を抽出して
(3)それを簡潔に分解して
(4)誤った動作を認識
(5)正しい動作へ書き換え

と言う文字で書いても
面倒臭そうなプロセスを踏んでいました。

で、実際にやってみると
確かに大変です。

(1)や(2)で
つまづくことはほとんどないんですが
(4)(5)に関しては
私だけでなく
患者さんであるバレリーナにも
かなりの努力が要求されます。

(4)(5)を平たく言うと

あなたのその動きは
ここがこうなっていますので
こう言う風にやってください

と言うやり取りのことなんですね。

ですので正直に言えば、

一発で即座に
動作改善出来る人もいれば
回数をかけないと
できない人もいます。

これはもう、
その人その人の能力の差なので
同じ内容をお伝えして指導しても
正直どうしようもないのです。

これで間違い無いのだけど、
うまくいかない…再現しない…

と言うのが、私にとって
バレエ整体動作改善の
一番の悩みでした。

個人差だから仕方ない
と言ってしまえばそれまでなのですが

それを言っちゃあお終いよと言うのが
施術者であれバレリーナであれ
本音じゃないですかね。

ですので
動作改善はどうしても
時間がかかっていました。

早く終わることもありますが
押すときはとことん押すと言う
やってみるまで先の見えない
部分がありました。

2017年(特に後半)からは
動作改善目的にも
活法整体を導入するようになり

バレエの動作改善が
かなり安定して成功するように
なりました。

プロセスは先ほどの
(1)〜(5)までの
分析・抽出・分解・認識・変換
の地道なやり方なのですが

動作改善を行う前に
先に活法整体を施術して

ある程度(5)動作の変換
できるようにしてしまう
と言うやり方を取るようになりました。

ストレッチやマッサージなどでも
同じことができるんじゃないの?

と思われる方もいらっしゃるでしょうが
作用機序が全く違うので

術後に
筋力低下やバランス失調といった
ストレッチやマッサージの
副作用もありません。

何より
体幹の安定力が瞬間的に向上します。

活法整体を施術に取り入れる前は
動作改善において
ストレッチやマッサージなどの

外部からの入力は蛇足だと
正直思っていました。

ストレッチで言えば
伸ばした瞬間に縮み出しますし
筋出力は低くなります。

マッサージで言えば
揉めば余計に硬くなりますし
バランスが取りにくくなります。

このような経験から
(結局、術者が手を加える行為は動作改善では余計なことではないの…?)
と正直あまりよく思っていませんでした。

活法整体の場合は
このような手技による
副作用的変化は
全くと言っていいほどありません。

そもそもが筋骨格系に
作用するものではないため

施術直後の筋出力低下や
バランスの不安定性などは
発生しません。

動作改善において
施術が蛇足や邪魔で
なくなったという点は
非常に大きな変化でした。

さらに動作改善での重要ポイントになる
バレリーナの軸作り
無類の強さを発揮する点
バレリーナとの相性がいい理由の一つです。

この件については二つ後の段落で
もう少し掘り下げて書きます。

トレーナーをつければ変わるのか?

世田谷区の経堂で治療室をしていた頃
具体的には、およそ2年前ごろは

バレリーナの不調や機能低下を
根本から改善させるためには
動作の性質を変えるしかなく

それを姑息的に処理しようとする
整体を含めた手技療法は
バレリーナにとって
長期的にはデメリットになる

と考えていました。

もっと極端なことを言えば
整体院や鍼灸院に行くのではなく

パーソナルトレーナーを雇い
ファンクショナルトレーニングの
マンツーマン指導をしてもらった方が

バレリーナが恒常的に抱えている
バレエならではの悩みや

パフォーマンス低下に対しての
根源的な対応ができるのではないかと
感じていました。

鍼灸師であり、整体師であり
あん摩マッサージ指圧師である人間が

バレリーナは
鍼灸、整体、マッサージよりも
トレーナーをつけるべき
と感じるようになってしまったのです。

ちょうどその頃は

手技療法では
(特に筋骨格系へ働きかけるもの)
バレエの能力を伸ばせないのでは?

という仮説がいよいよ確信に
変わりかけていました。

PNFを行おうがMETを行おうが
回復改善は一時的なもので、
本質的な変化は
期待できないのではないかと
疑問を感じていました。

実際、
何人かのクライアントさんには
バレエのための整体をお休みして

知り合いのトレーナーさん達を紹介し
そちらでパフォーマンスを上げてもらう
という提案もしました。

そして、自分自身では
一からトレーナーとしての
勉強をやり直し、資格を取ろうかな
本気で考えていたりしました。

とは言っても
全く臨床で変化が出ないとか
パフォーマンスが伸びない
という悩みではなく

クライエントさんへの
変化や結果は上々でした。
(筋骨格系アプローチを半ば諦めてたので)

ただ、
変化も出るし、ある程度は
能力も上がるのだけど

取り扱うサービスが
【手技療法である必要性】
さっぱりわからなくなって
しまった時期でした。

では、
なぜトレーナー路線に
転向しなかったかというと

パーソナルトレーナーを紹介して

純然たる動作改善と
トレーニングだけで
パフォーマンス向上を図った

数名のクライアントさんの変化が
必ずしも良いものでは
なかったためです。

能力がアップした方もいましたが
クセが強くなったり
副作用的な不調や痛みが
出た方もいました。

紹介させていただいた
トレーナーさんは
有資格者で
職業トレーナー、
つまりプロです。

指導者の問題というよりも

『動作の改善だけ』でも
『手技療法だけ』と同じように
限界や盲点があるのではないか

もっというならば
『指導による動作の改善』には
限界や盲点があるのではないか
ということも併せて考慮しました。

筋骨格系アプローチ系の限界を感じ

また

動作改善にも不足があることを感じ

施術者としての意義が
薄れて行く苦悩もあり、

結果的に私は活法整体へと
シフトして行きました。

今にして思えば
苦悩し葛藤していた時期のおかげで
非常に大きなターニングポイントを
得ることができました。

活法整体でバレリーナの軸を作る

施術方法が変わり、
動作改善の速度が上がったことが
2017年の大きな変化でしたが

もう一つの具体的な変化は
バレリーナにとって重要な
『軸の生成』
非常に楽になったことです。

軸を作りたい、
というオファーは
これまで数え切れないほど
頂いてきておりましたが

これが結構難しく、
習得と再現までに
時間がかかっていました。

バレエ整体に
妙見活法を導入したところ

この『軸の生成』プロセスが
非常に短期間で
達成できるようになりました。

と言いますのも
妙見活法は元々武芸の技なので
体軸を扱う術が最初からありました。

「この人に軸を作るには…」
と一から分析して
試行錯誤することなく

「軸を作ってしまう活法」
をかけた方が
動作改善に起こりがちな
認識の齟齬もないし

患者さん側の
「思っているようにできない」
というジレンマも
ずっと小さくなります。

生成した軸が安定するよう
動作改善や運用のコツを
習得してもらうことは
重要ではありますが

軸の生成そのものは
今までよりも格段に早く
その確実性も高まっていると
認識しています。

運動学的アプローチの次へ

2017年は世田谷区経堂から
稲城市平尾へと移転し

屋号も施術方針も変わった
私にとっての一大転換期でした。

私は施術者として

運動学的動作分析や
解剖学的整体施術を
長年にわたり、
自己の整体ベースとしていましたが

2017年は
運動学でも解剖学でもない
古伝の術式を取り入れるようになり

結果として
運動学的アプローチよりも
もう一歩奥へ進めた気がします。

動作改善の一回あたりの時間も短くなり
目的達成のための必要回数も少なくなり
何より患者さんへの負担が小さくなりました。

バレエ以外の患者さんに関しては
一般的に難治と言われる

解剖学的見地では「難しい」と
評価される症状にも

以前よりもずっと
好ましい結果を残せています。

状況の把握や、ご説明として
解剖学的・運動学的な
ガイドラインは持っておきますが

術式としては、
「不思議な整体法」を
活用した方が
バレリーナでも一般の方でも
経過がいいです。

というわけで2018年は
バンバンバレリーナの軸を
生成していきますので
どうぞ宜しくお願いいたします。

お読みいただき
ありがとうございました。
御陰様です。

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