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公開日:2017年8月7日
最終更新日:2018年12月7日

お世話になります。
稲城ひらお整体院バレエ外来
院長の津端雄大郎です。

先日、稲城市平尾の近隣公園にて
四自治体合同の盆踊り大会が開催されました。
ものすごい活気で賑やかで大変良いお祭りでした。

外で飲むビールは本当に格別です。

 

本日は
「利き足の過緊張が側湾症を悪化させる」
を投稿します。

意外と多いバレリーナの側湾症。
まっすぐ伸びた背筋を得るために
成長期のバレリーナは
ぜひご一読ください。

バレリーナと機能的側湾症の関係性

側弯2

側湾症は大別すると
特発性側湾症と
機能的側湾症に区分することができます。

世間でいう一般的な側湾症が前者で

痛みや不具合から体をかばうため、
あるいは特定の動作を繰り返すために
起こる側湾症が後者です。

バレリーナには後者の
機能的側湾症が起こるリスクがあります。

一見すると側湾症とは
無縁の世界のように思えますが

バレリーナの体は意外と強い力で
片側に引っ張られることが多く

機能的側湾症に悩むバレリーナは
少なくありません。

得意な足と苦手な足

中には両側ともにバランスよく
運用できるバレリーナもいますが

大体の方には
得意な足(あるいは方向)と
そうでない足(方向)があることと思います。

右ではうまく乗れるのだけれど
左ではどうも乗りづらい…
このような左右差やバランスの偏りは
バレエを踊っていればごくごくありふれた話です。

人間は利き足に筋出力を頼ります。

音楽に合わせてバレエを踊る上で
どうしても力を入れやすく
バランスを取りやすい
利き足を頼りに筋力を発揮する傾向にあります。

これはバレエだけでなく
走り幅跳びやサッカーボールキックでも
同じことで
利き足の方が力を入れやすいという話です。

足の筋力は体全体の半分以上

大腿四頭筋

足の筋肉の一つである
大腿四頭筋の筋力は
全身の筋力の総量の
7割前後という説があります。

全身の筋力のうち、
7割前後は前腿の筋肉から
出力されているという説です。

実際に大腿四頭筋の筋力は
上半身の筋力に比べて
頭抜けて強く、

この筋肉が弱くなってくると
人間は歩行はもちろん、起居動作と言って
ベッドや椅子からの
立ち上がりさえ困難になります。

クラシックバレエの現場では
「前腿に頼って踊らない方がいい」
と言われますが

実際のことを言えば
バレエを踊る上ではどうしても
大腿四頭筋には負荷がかかりますので

その負荷によって、
ある程度発育していきます。

ある程度の発育はむしろ好ましいものです。
ここが弱すぎれば上手に踊れません。

ただし、この大腿四頭筋が
過剰に緊張してしまった場合は
機能的側湾症を引き起こす
一つのリスクにつながります。

大腿四頭筋がサイドブレーキ的に影響する

前腿を構成する大腿四頭筋が過剰緊張すると
サイドブレーキのように
体全体を片足側へ引っ張るようになります。

全身で一番強い筋肉です。

その力が、今度は体を片側へ
引っ張る力へと
丸々転換されてしまうのです。

大腿四頭筋は骨盤の一部から脛の骨に
付着した筋肉です。

そのため、大腿四頭筋の過剰緊張があると
片側の脚の長さだけが短くなるような
引っ張る力が発生するようになります。

また、過緊張の影響で
左右の大腿四頭筋の筋力に差が生じます。

結果的に左右差が一層強くなり
それも機能的側湾症に
影響を与える要員になっているようです。

足首捻挫による接地の問題

もう一つ、バレリーナの側湾症を診る上で
欠かせないのが『足首捻挫の既往歴』です。

バレエを踊る都合で
なんども繰り返し捻挫をしていたり
治りかけた側から捻挫を繰り返すような
「慢性的な足首捻挫」を
起こしているバレリーナは

どうしても地面との接地性に
右足と左足で差が出ます。

「じゃあ反対側も同じくらい捻挫しなさい」
というわけにはいきません。

右足に荷重した時には体が傾かないのに
左足に荷重すると骨盤や肩の高さがおかしくなる…

このような潜在的に側湾症傾向のある
バレリーナはとても多く
事実、そのまま側湾症が進んでしまう例も
少なからず報告されています。

審美性への懸念が一番大きい

側弯1

バレリーナに好発する機能的側湾症は
そのほとんどが軽度の範疇につき
痛みや不具合を感じる例は多くありません。

背骨が歪んでいる、肩の高さが違う、
骨盤の位置がずれている
などのご指摘を
先生からいただくことはあっても
本人としては別段
痛みや不都合を感じないことの方が多いです。

では、バレリーナにとっての
機能的側湾症のリスクは何かと言いますと

一言で言うならば

「本人はまっすぐ踊っているのに曲がって見える」
状態になるということです。

バレリーナにとっての機能的側湾症の
一番のリスクは審美性の問題です。

側湾症がある場合
背中やボディラインがはっきりと見える
衣装を着ると、どうしても目立ちます。

バレエは背中の動きを
表現に活用することが多いため
視線が集まりやすい場所でもあります。

もちろん、アラベスクの角度や
カンブレの滑らかさなど
バレエの動作にまつわる問題も
多少あるのですが

それ以上に
技術や努力ではどうにもならない
シビアな問題が『バレリーナの側湾症』です。

体の悩みを解放し
踊りに専念するために

側湾症のバレリーナは
ぜひ当院へお越しください。

クラシックバレエと側湾症を
専攻している整体院は
多分、日本でも当院だけです。

お読みいただきありがとうございます。
御蔭様です。

 

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