動作改善のためのバレエ整体
カテゴリー:バレエ整体
お世話になります。
稲城ひらおバレエ整体院
院長の津端です。
今回の投稿より
改行頻度を少し高くして
スマートフォンでも
目視しやすいように
編集しています。
本日は
動作改善のためのバレエ整体
を投稿します。
バレエの動作の質を改善させる
動作改善は
バレエパフォーマンス向上にも
バレエ障害の根本治療にも
とても重要です。
では、
すぐに動作改善を始めた方が
いいかと言いますと
一概にそうとも言えません。
バレリーナのとしての
体の土台が
大きく狂っている方は
動作改善のためのバレエ整体
という施術を行うと
その方にとっての最速で
動作改善を達成することができます。
バレリーナの調整には
組み合わせや応用が重要です。
ぜひご一読ください。
Contents
動作改善とバレエ専用整体の違い

当院が行なっている
バレエ整体では
動作改善を
整体と、ある程度
並行して
行なっています。
整体と動作改善との違いが
少しわかりづらいのですが
整体は、
踊ることで狂ってしまった
機能や働きを整え
不調や不具合を
解決させることを
目的としています。
動作改善は、
狂いや不調、
不具合の
原因になった
動作構成を
組み立て治すことを
目的としています。
整体と動作改善で
同じ術理を使って
施術することはありますが
目的により使い方や運用は
ガラリと変わります。
整体で痛みや不具合
バレエの機能低下をとり
動作改善で再発を
予防するための
仕組みを作ります。
順番でいうと、
整体が先で
動作改善が後です。
調整が必要ない場合は
動作改善をすぐに行います。
当院のバレエブログでは
動作改善について
記載することが
ほとんどなので
この投稿では
バレエ整体の必要性と
運用方法について
簡単に書いていきます。
関節操法の有用性
バレエ整体で行う
整体の一つに
関節の操法があります。
関節を操作して
不具合や不調を
とっていくこと
また、パフォーマンスや
可動域・柔軟性の向上など
を期待します。
バレエ整体における
関節操法のメリットは
自力でやるのが難しい
(というかほぼムリ)
関節の調整を受けることが
できる点にあります。
関節調整といっても
当院の調整は非常にソフトで
繊細に行う妙見活法ベースの
調整ですので
却って関節を
痛めてしまうなどの
リスクは極めて低いです。
成長期の学生さんでも、
より低年齢のお子様でも
安全にお受けいただけます。
昨今、
整体院や整骨院の
ホームページなどでは
関節調整という
言葉はよく目にします。
私の持論ですが、
ジャストな関節調整は
結構難しいアプローチ
であると感じています。
大きく早く動かす処理は
十中八九、ストレッチか
それに類する作用に
なっており
関節調整として作用しません。
このような理由があり
関節調整はセルフケアで
どうにかできる類の
ことではないので
関節を動かしたいからと
首をグキグキ回したり
股関節を乱暴に回したりは
されないほうがいいですよ。
バレエ整体における
重要アプローチの一つが
細かい関節調整で
可動域や安定性を
回復させることです。
インナーマッスルの瞬間賦活
バレエを安定して踊るには
体をしっかりと支える
必要があります。
そのため、
全てのバレリーナは
インナーマッスルが
しっかりと働いている
必要があります。
しっかりと働いている、とは
反応性も持続性も十分な
状態で活用できる状態です。
バレエ整体では
インナーマッスルの瞬間賦活を
必ず行います。
こちら(整体院)の方で
『使える状態』にしてしまう
ことが目的です。
ちなみに動作改善では
インナーマッスルが
『賦活した状態で長続きする』
ための体の使い方や
脚のコントロール法などを
学習・体得してもらいます。
バレエ整体で
不調をしっかり立て直し
効果が長続きするよう
動作改善を行うと
繰り返し踊っても
壊れにくい、狂いにくい
理想的なバレエの体に
進化していきます。
インナーマッスルの賦活を
『最初から全部自分で』
やると、とても大変です。
何事も経験と
自分でやってみましたが
時間(期間)はかかる…
ある程度の機材が要る…
そして結構しんどい…
となりました。
最初は、一定のところまで
バレエ整体で回復させて
あとはそれが落ちないように
セルフケアなり
メンテナンスをすればいい
だけですので
様々なコストが低くなります。
バランス感の再設定

バランス感の再設定は
絶対に自分ではできません。
なぜかというと
もし自分でバランス感のズレを
認知できているのならば
自分自身でバランス感を
再設定することができるからです。
バレエ整体で
特に重要なパートで
かつ
他の整体との大きな違いは
この『バランス感の再設定』に
あると思います。
バランス感が狂っていると
まっすぐ立っているつもりが
まっすぐ立てていなかったり
綺麗に回転しているはずが
崩れて回ってしまったりと
バレエを踊る上で
かなり致命的な不調や
不具合を引き起こす
本質的な原因になります。
ハンドルをまっすぐにしても
自転車がまっすぐ走らない、
コントローラーと本体が
ズレてしまっている状態です。
この状態を正しく繋ぎ直すのが
バランス感の再設定です。
さて
このバランス感の再設定ですが
諸々、事情がありまして
大変申し訳ございませんが
具体的なターゲットや操作法は
院外秘とさせていただきます。
『ほぐし』という言葉の違和感

今度は、バレエ整体で
絶対にやらないことを
書いていきます。
世間一般でいう
コリほぐしは
バレエ整体では
行いません。
バレリーナが
体にコリを感じる場合
その部分はほぼ確実に
筋力が低下しているか
酷い場合では
筋肉のクオリティが低下して
知覚異常を起こしている
状態になっています。
その状態で
世間一般でいう
コリほぐしのような
連続した強い刺激の入力は
筋力をさらに弱くし
知覚を異常化させ
筋組織の線維化を
促してしまいます。
弱いせいで
コリを感じている部位を
さらに弱くして
おまけに
『バカ』
にしてしまうのです。
汚い言葉で恐縮しますが
感覚が麻痺して
機能が低下する
という意味では
この表現が本当に
しっくりきます。
バランスを取りやすくする等
パフォーマンスを上げるための
コンディショニングでは
絶対にやってはいけないこと
だと考えています。
呼吸の浅さの改善や
脱力ができない過緊張の状態を
一旦敢えてダメにするために
類似手法を行うことも
ありますが
ほぐしてハイ終わり
ということは絶対にしません。
ストレッチは万能の魔法ではない
ほぐしと同様に
やりすぎてはいけないものが
ストレッチです。
特にオーバーストレッチは
筋力低下を引き起こし
最悪の場合、
筋膜を損傷しますので
長時間にって繰り返す
丁寧すぎるストレッチは
バレエにとって原則として
マイナス効果に働く
傾向にあります。
特に、
本番直前に行う
ストレッチは
物足りないぐらいで十分です。
もちろんストレッチが全て
バレリーナの害になるという
意味ではありません。
ただ、
ほとんどのバレリーナが
オーバーストレッチ傾向に
あるという点は
ぜひ覚えておいてください。
ストレッチ法の記事は
閲覧数が伸びる傾向にあり
需要があるのは
よくわかるのですが
やりすぎたストレッチは
バレエの障害になります。
まず土台を整えることが最速の動作改善

クラシックバレエの
パフォーマンスを向上させ
繰り返されるバレエ障害を
根本原因から解消するには
バレエ動作の動作改善は
絶対に必要だと考えています。
バレエのための整体法で
土台をある程度、
整えてしまうことは
動作改善を達成する上で
これ以上ないくらいの
ショートカットです。
土台が崩れている状態では
運動学的に正しい動作を
インストールできません。
もちろん、
土台が整っていれば
その必要はありませんが
すでにバレエ障害を
起こしている場合は
まずバレエ用の調整から
始めることがほとんどです。
動作改善のための
バレエ専門の整体
という組み合わせ方も
ありますよ、という
投稿でした。
お読みいただき
有難うございます。
御蔭様です。
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