股関節の可動域に背中の可動性が関係する
カテゴリー:バレエ整体
こんにちは!稲城ひらお整体院 佐藤です。
本日は【股関節の可動域に背中の可動が関係する】を投稿します。
股関節が開かない、柔軟しても柔らかくならないといった悩みを持つバレリーナは多いです。
ですが、それは本当に股関節が硬くて開かないのでしょうか?
人間の背骨は頸椎、胸椎、腰椎、骨盤と大きく4つに分けることができます。
横から見たとき、人の背骨はS字になっているのはご存知でしょうか。
上から頸椎は前弯、胸椎は後弯、腰椎は前弯、骨盤は後弯というように交互になっています。(図)

この4つのグループは2つの役割に分類することができます。
「安定性担当」と「可動性担当」という2つです。
さて、どれとどれが安定でどれとどれが可動でしょうか?(説明の都合上、ここでは仙椎と股関節をセットで捉えます)
股関節は可動のような気がするとバレエをしている方はよく分かるはずです。
答えは脊柱の安定は頸椎と腰椎が担当し、脊柱の可動は胸椎と股関節が担当します。
首や腰の骨の方がよく動きそうですが、実は胸椎が可動の役割を持っています。
なぜかというと呼吸をするからです。呼吸をするたびに横隔膜が膨らみます。
そのため胸椎は可動性の高い骨なのです。
首は大事な頭を支えるため、腰椎は内臓を守るために安定の役割を持ちます。
こう考えると胸椎(背中)と股関節は相関しているといえます。
足し算の関係で例えると、背部+股関節で100の可動性を出そうとする場合
背部50+股関節50の可動性が必要になります。
しかし、背部の可動性が失われていて、背部の可動が20しか出せないとき股関節は80の可動を出さなければなりません。
人間の体には可動域がある程度決まっているため50の可動しか出せない関節が80の可動域を出すことはできません。
この関係性を知ると、股関節が開かないという悩みはもしかすると背中(胸椎)の可動性に問題があるせいかも、と思いませんか?(もちろん、実際の人体はこんなに単純ではありませんが考え方はこんな感じです。)
全ての人がそうだとは言えませんが、レッスン中に「肋骨開いてる」とよく注意されたりカンブレがやりにくい人はこの背中の可動性に問題があるかもしれません。
当院では局所ばかりを見ず、全身の検査をし、根本的な問題を見つけて施術を行っています。
思いもよらぬところに原因は隠れているかもしれません。
自分の体を知った上でレッスンをしてみるとまた違うと思います。
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