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公開日:2016年7月12日
最終更新日:2018年12月7日

腰に乗っている、脚に乗っていると指摘されるケース

 

こんにちは。
稲城ひらお整体院バレエ外来
津端です。

ここ数日、30度を超える猛暑が続いておりますが
皆様ご体調は崩されてませんでしょうか。

最近CMがよく流れている
経口補水液を初めて飲んでみましたが
個性的な味だなぁ…と思いました。私は好きです。

では本題に入ります。
本日は
腰に乗っている、脚に乗っていると指摘されるケース
について考察いたします。
よろしくお願いいたします。

腰に乗っているとはどういうことか

腰に乗っているとは立位をとる際に
腰部の前弯(腰の反り)に上半身をあずけて
立ってしまっていることを指します。

レントゲン

人間の背骨はもともと横から見るとS字を描いています。
このS字の下半分のカーブに寄りかかるようにして立つ姿のことを
腰に乗っている、と言います。

腰が潰れている、胴が潰れている、も同義です。

腰に乗って踊ることのデメリットは?

腰に乗って踊ることのデメリットを考察します。
まず最初に考えられるのは、腰部への負担の集中です。

いわゆる反り腰が強くなるため慢性的に腰背部に緊張が生じ
バレエ傷害のリスクが上がります。

次に問題になるのはバランスの低下です。
背骨全体でコントロールして立つのではなく
腰椎の前弯に頼って立っているため
全身の縦のバランスが非常に悪くなります。

結果として体のブレ、ふらつき、
ポワントポジションでの不安定性などが起こりやすくなります。

腰に乗っている1

「上半身と下半身が繋がっていない」
「上半身が使えていない」
などの指摘をされる方はここを見直してみるとよいと思います。

腰に乗ってしまう癖を直すには?

腰の前弯に頼らず、腰や胴をしっかりと立てて
縦の空間を作り、円柱形の胴体を保持することができれば改善します。

引き上げがしっかりと出来て、踊っている間それを
保つことができていればこの問題は起こらなくなるでしょう。

腰や胴をしっかりと立てようとするとふらついてしまう方は
そこのケアと訓練から始めましょう。
クラシックバレエに於いてまっすぐ立つことがなぜ大切か、
という話はこういうところに繋がっています。

脚に乗っているとはどういうことか

これは下肢の前面、太ももの前側にある
大腿四頭筋という筋肉を不自然に緊張させることによって
立っていることを示します。

「腰に乗っている」同様、背骨全体でバランスをとらずに
脚の筋力で立脚しているため不具合が生じます。

脚に乗って踊ることのデメリットは?

真っ先に挙がるのは、多くのバレリーナが持つ悩みである
「脚が太くなる」ことです。

たくましい脚

太ももでも前側だけを緊張させているため、
前側と外側が強く張り、後側と内側がしぼんだような状態になり
結果的に「不自然に側方が太い脚」と言った
見栄えになります。

この部分をいくらマッサージしてもストレッチしても
そもそも身体運用の問題ですので細くはなりません。

むしろ筋繊維が傷つけられるため、
最終的にはもっと逞しくなってしまうので
対処的なアプローチは避けたほうが無難です。

また大腿四頭筋はブレーキ的に作用する筋肉ですので
大腿四頭筋の筋緊張で立つということは
ブレーキを踏みっぱなしにして動いていることと同じです。

動きに軽快さがなくなり、表現が硬くなり
止まれない、揺れてしまう、などのパフォーマンス上の
大きなデメリットが生まれます。

脚の痛みや疲労感に悩むダンサーは
その多くが大腿四頭筋を慢性的に緊張させる
癖を身につけてしまっています。

脚に乗ってしまう癖を直すには?

大腿四頭筋ベースで立ち、踊る癖を直すためには
全身レベルでいうと前ももにテンションがかかる位置取りを直す
脚レベルでいうとハムストリングスや内転筋を使えるようにする

というアプローチをとります。

文字に起こすと簡単そうですが
脚クセを治すのは結構骨が折れます。
大腿四頭筋は強力で使いやすい筋肉なので
つい頼ってしまう傾向にあります。

前ももへの一極集中を避けるためには
日々の体の取り回しから気をつけないと難しいでしょう。

手軽さか、機能美か

脚に乗っていない

腰に乗る、脚に乗る、という現象が起こる一番の理由は
「その方が楽だから」だと思います。
取り回しもしやすいし、短期的な見方をするとメリットがあるようですが
中期的・長期的になるとデメリットの方が多くなります。

体の不具合やパフォーマンス低下に加え
「クラシックバレエを踊るために必要な筋力」が
なかなか成長しないという問題が出てきます。

ですから、長期的には
「パフォーマンスの最大値を削ってしまう」踊り方だと思います。

構造や筋力に頼りすぎず、バランスコントロールをしっかり行って
踊ることが、一見遠回りのようでいて
一番確実なクラシックバレエ上達の近道かと思います。

 

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