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公開日:2016年8月10日
最終更新日:2018年12月7日

こんにちは。
お世話になっております
稲城ひらお整体院バレエ外来
津端雄大郎です。

少しキャッチーなタイトルを付けさせていただきました。
本当のタイトルは
「足底重心を前方(トゥ)に固定することへの考察」です。
このタイトルだとなんだかよくわからないので
美味しいところだけ抽出しました。

ふくらはぎを太くしない以外でも
バレリーナのお役に立てると思いますので
最後まで読んでみてください。

足底重心の位置でふくらはぎの太さが変わる

 

black boots

足底の重心を前方(トゥ)に固定する考え方

クラシックバレエはトゥを用いて踊ります。
ポアントポジションを多用するならば

常に足底の前方に重心を固定しておくと安定する
という考え方もあると思います。
つま先寄りに体重を預けておくという考え方です。

メリットがないわけではありません。
確かに足の取り回しは楽になるかと思います。
フラットな状態からポアントポジションに移行する上で
重心の移動距離が小さければ小さいほど
より軽い動きでポアントポジションに展開できます。

甲が崩れるデメリットがある

トゥに重心を固定すると体の取り回しが楽になりますが
足の甲が崩れやすくなるというデメリットも生じます。
具体的には前方の横アーチが潰れてきます。

これは本来の人体構造に於いてトゥ周辺は
荷重に適さない場所だからです。

この状態が長く続くと甲の形が崩れてきます。
甲が出ない理由は幾つか考えられますが

甲が崩れてしまっているせいで関節の可動に
制限がかかり、結果として甲が出にくくなっている
バレリーナは多いと感じます。

足底アーチの消失による耐久力低下

甲崩れによる甲出しの不具合以外にも
つま先重心にはデメリットがあります。

それは扁平足や開帳足と呼ばれる状態で
足底アーチ(足裏の自然なカーブ)がなくなってしまう
ことによって足の耐久性が大きく低下するという点です。

足が疲れる、すぐに痛くなる、疲れが取れないなど
足の弱さに悩むバレリーナのほぼ全てが
足底アーチに何らかの異常があります。

glass shoes

足底アーチは先天的に生まれ持ったものもありますが
日々のレッスンでの使い方による後天的なストレスにも
大きく影響されます。

いくらマッサージをしてもタオルギャザーをしても
本質的な形状崩れがある限り、足の弱さは
治らないので注意が必要です。

ふくらはぎが太くなる大きな原因

足底の重心を前方に固定してしまうと、ふくらはぎが太くなります。

アーチが崩れて骨の支持力が低下し、踊る上でふくらはぎの筋力に
頼るところが大きくなるせいです。

また骨盤が前方に推移するためふくらはぎには
持続的なテンションがかかる立位バランスとなります。

これは普通に立つだけでふくらはぎに
力が入ってしまう状態とも言えます。
どんどんふくらはぎが太くなって困る!という人は
足の重心をしっかり見直すことをオススメします。

toughfoot

ダイナミクスの低下

構造や見た目の問題以外にも
前方重心にはデメリットが存在します。
「つま先で高く上がれない」という点です。

これは、普段の重心からポアントポジションに移行する際
重心の移動距離が小さくなるためです。

例えるならシーソーの板の長さが短くなるようなものです。

seesaw

動きが小さい、だとかもっと高く上がって!だとか
日頃指導される方はこの状態にある可能性があります。
実はこれ一番最初に書いた「取り回しのしやすさ」と
対極にある概念です。

動かし易いのですが、それは同時に
動作が小さく高さが低いということです。
どちらをよしにするかは当人次第でしょうが
取り回しの難しさは技量でいくらでも克服できます。

ちなみに多くのバレリーナが憧れる反張膝(膝が反るまで伸びる)も
同じで、取り回しという点では非常にシビアな脚になります。
よく伸びる、よく曲がる、という脚は
コントロールが難しい脚でもあります。
柔軟な股関節や膝を生まれながらに持っていても
要求される水準が自然と上がるので
いわゆる「向いてる」人には「向いてる」人なりの
悩みもあるようです。

まとめ

足底の重心をトゥ寄りに固定することが
一概に良くないとはあえて言いません。
指導方針にもよりますし、メリットもあります。
(もちろんデメリットもあります)

個人の癖や目的に合わせて微調整するのが
一番なのでしょう。

ただし、「トゥ寄りでしか立てない」
など明らかな偏りはリスクが大きすぎると思います。

 

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