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公開日:2017年5月7日
最終更新日:2018年12月7日

 

お世話になります。
稲城ひらお整体院バレエ外来
津端雄大郎です。

今日でゴールデンウイークは
お終いですね。
連休の終わりの街は物さみしい気配ですね。

当院は期間中、
平常通りの営業でしたが

すずらん通り商店街は
いつもより静かでした。
さて、今回は
「遠位からの動作改善の方が定着しやすい理由」
を投稿します。

今回の内容は
現役バレリーナや
指導者の先生向けというよりも
手技治療家の目線から

「動作改善について」
かなり掘り下げて書いてあります。

なるべく読みやすく、
わかりやすいように書いたつもりですが

普段の投稿に比べると
読みづらいしわかりづらいし
小難しく感じると思います。

バレエのためのトレーニングや
パフォーマンス向上目的の努力全てに
底通する考え方だと思うので

ゴールデンウイーク最終日で
少しおヒマのある方は
ご一読ください。

一部位の動作修正は無意味?

dousa04

ターンアウトを開く、甲を出す、
ルルベをもっと高く…など

とある一つの動作に対して
改善が必要な場合に

「その動作だけ」を
追い込んで修正することは
現実的だとは言えません。

もっと○○を使って、などの
指導・指示はとても重要なのですが
並行して「体全部の相関性」を
考慮して行う必要があります。

冒頭から非常に抽象的な
テキストになってしまい
既にうんざりしている方も
いらっしゃると思います。

具体的に書くと
・ターンアウトが開かない問題に対して、開く方向への動作改善では不十分
・甲が出ない問題に対して、甲を出す動作改善では中々うまくいかない
・ルルベが低いという問題に対して、とにかく高く上がるための動作改善は苦労する

こんな感じになります。

開かないものを開こうとすれば
出ないものを出そうとすれば
上がらないものを上げようとすれば
絶対に軋轢や不整合が発生します。

だから、一つのバレエの問題に対して
直接的・直接的に
その問題を処理しようとするのは
必ずしもベストとは限りません。

(もちろん、直球のストレート修正が有効なことも多々あります)

関連した問題は山積み

dousa01

なぜ直接的な動作の修正が
必ずしもベストな選択にならないのか?

一番の理由は
「すぐに関連した問題に押し戻されるから」です。

開かないものには開かない理由が、
出ないものには出ない理由が、
上がらないものには上がらない理由が、

大なり小なりあります。
それも、
ほぼ必ず複数の理由があります。

そして、
どのバレリーナであっても、
好きで開かないわけでも
出ないわけでも
上がらないわけでもありません。

極端な筋力不足などの例を除けば、
本人が一生懸命改善しようとしても
うまくいかないケースがほとんどです。

「頑張っているのになぜうまくいかないのか?」

というと

目の前にある問題A1
【例えば、ターンアウトが開かない
のすぐ後ろに、

別の問題A2
【例えば、上半身のバランスが取れていない
が存在しており

どうにかこうにか
ターンアウトを開くように持っていっても

すぐ次の問題に阻まれ、
元の状態に戻ってしまいます。

このように、
動作改善が必要なバレリーナの体は
【関連性のある問題が多数ある】
状態にあります。

そして
バレリーナ本人が自覚している問題、
また、修正を希望している問題は

ほとんどの場合
この連続した問題の一番表面的な部分にあたります。

一番目立っている「とある問題」に対して
大量の構造的なバックボーンが存在しているので

表面に出ている問題を
最短距離で処理しようとする
考え方は必ずしもベストとは言い難いのです。

手数が増えれば処理が遅れる

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それならば、と

まず一番気になっている問題A1
【引き続き、ターンアウトの開きにくさを例とします】

への動作改善を行い、その後ろに隠れている問題A2
【引き続き、上半身のアンバランスを例とします】

への動作改善を行い、さらにその後ろに存在する問題A3
【例として、足底の荷重の偏りを例とします】

これらの動作改善を行ったとしましょう。

ここまででバレリーナ本人に要求される処理は

A1) ターンアウトを開くための筋肉の活用

A2) 上半身を使ったバランスの保ち方

A3) 足の裏への荷重の分散

とまあ、
こんな感じになるかと思います。

これだけでも結構意識する点が多いですよね。

そして、動作改善がA3で終わる保証もありません。

足の裏まで動作を変えたら今度は違うところに出てきた…
ということもないとは言えません。

こんなに気を使っていたら
十分にバレエを踊れないのではないか
と、私は思います。

実際のクライエントさんもそう仰います。

体づかいを意識しすぎて
リズムから外れてしまうのは
とても残念なことです。

意識や指示の対象は
小さければ小さいほど
少なければ少ないほど
集中力やクオリティを高めることができます。

もしA1からA10程度まで
動作修正のポイントがあれば
とてもじゃありませんが
どの修正も精度が低下するでしょう。

長くなったので一旦まとめます。

 

まずはここまでお読みいただき
ありがとうございました。
そしてお疲れ様でした。

長くなったので一旦、まとめます。

一番気になる、目立つ悩みは、概ね氷山の一角である

二進も三進もいかない問題が一番目立ち、気になりますよね。

創意工夫して努力しても
改善しない問題というのは
他の問題や悩みから
強力にバックアップを受けているのです。

一つの問題の後ろには、ほぼ必ず次の問題がある

ほぼ必ず、と言い切れる理由は
単独で存在する問題ならば
「ほんの少しの工夫と努力」で
自己解決するからです。

簡単なヒント一つで済むこともあります。

だからと言って、気を配り過ぎれば踊りの質が下がる

一つの問題を改善・修正して
また次の問題へ…と
順繰りに動作改善をしていった際に

どうしても「注意点」や
「気をつけること」が増えてきます。

そっちに気を使い過ぎれば
踊りの質が低下します。

一つの修正から多部位へ波及させる

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ここから後半に入ります。

タイトルの通り
「遠位からの動作改善の方が定着しやすい」
という意見に展開します。

遠位からの動作改善とは、
問題が生じている部位から離れた部位へ
働きかけるやり方を意味します。

例えば、甲が出ない方に対して
頭部へのアプローチを選択するといった感じです。

これを先ほどの
関連する問題A1,A2,A3…に置き換えますと

甲が出ないという問題A1に対して
頭部周辺の問題は
おそらくA8やA9くらいになるでしょう。

8や9といった数字は適当ですが

足と頭は離れた部位ですので
少なくても頭部の問題が
A2やA3という
近しい問題にはならないと思います。

遠位からの動作改善とは、

A1 甲が出ない という問題に対して
A1を直接的に処理する前に
先にA8やA9という
一見関係ないようなところから
着手するというやり方です。

後ろをふさいでいる問題を
先に処理していくことで

動作改善をスムースかつ、
長期にわたり定着できるように、
下地を整えて道を作る意味があります。

頭部に限らず、
骨盤からでも肩甲骨からでもいいのですが
一旦現場から離れて、

下準備をしておくということが
動作改善の秘訣だと私は思います。

相互性の確立

このように
遠位の動作改善がうまく成立すると
体の相互性というものが確立されます。

このやり方で甲出しの問題改善をした場合、
今度は足を指標に、頭部周辺の問題
【例えば、首が伸びない、つかないなど】
を動作改善することができるようになります。

こうやって書くと
別に大したことじゃないように思われがちです。

この『相互性の確立』とは
「どうやってもうまくいかない」
という

ある意味、
行き止まりであった道に対して

「こっちでもあっちでも抜けれる」
という
無数の出入り口が貫通することと
同義です。

相互性が高くなるということは
自由自在に体を活用できるということなのです。

動作改善の『本当の終わり』とは

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バレリーナの動作改善の
『本当の終わり』とはいつか?
と考えますと

「バレリーナの体の相互性を十二分に確立した状態」
にたどり着いた段階だと思います。

これを言い換えるならば

どうしても改善しない問題に対して
無数の解決策と選択肢を用意できる状態です。

そして可能であれば、

治療家の手を介さず、自助努力の範疇で

クラシックバレエの行き止まりを
脱出できるようになれば

動作改善は完全に終了したと言えます。

どの部位からでも
ある程度、変化を出せるようにすれば
パフォーマンスや動きの悩みは
不思議と解消していきます。

逆に、
枝葉末節のテクニックや
完全にパターン化した対応では
裏目にでることが多いです。

整体そのものにも言えることですが、

バレリーナの動作改善には
マニュアルはない方がいいと思います。

 

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