あなたの体は本当に硬いの?
カテゴリー:整体概論
お世話になります。
稲城ひらお整体院バレエ外来
津端雄大郎です。
五月も折り返しました。
夏のように暑い日と
夏を通り越して
秋のように肌寒い日が
続いて訪れるような天気ですね。
生活リズムが狂うからか、
大型連休明けは
もとより体調不良の方が
増えるのですが
この気候も相まって
体が大混乱している方が
非常に増えています。
食生活に気をつける、
少し早く寝る、など
小さな心がけが
日々の健康を生みます。
不調のサインが小さいうちに
セルフケアを始めましょう。
さて今回は
『あなたの体は本当に硬いの?』
を投稿いたします。
体を柔らかくしたいバレリーナは
ぜひご一読ください。
柔軟性を高めたいというニーズ

体を柔らかく使いたい、柔らかくしたい
という希望を持たないバレリーナの方が
むしろ少ないのではないかと思います。
日々熱心に、
エクササイズやストレッチを続け
それでもなかなか思うように
柔軟性が高くならない…と
お悩みのバレリーナはとても多く
この悩みを主訴として
ご来院いただく方が
毎月必ずいらっしゃいます。
柔軟性は高いに越したことはありません。
安定性が低下するリスクもありますが
バレエの動きはある程度の柔軟性が
あった方が行いやすいのは事実です。
本当にあなたの体は硬いの?

体が硬くて…とお悩みの方で
実際に動作を確認させて頂くと
「本当に笑っちゃうくらい硬い」
という方は、
実はほとんどいません。
もちろんこれは
バレリーナの話であって
運動不足の男性などですと
真面目にやってください、と
言いたくなるほど
硬い方も中にはおられます。
経験則から申し上げますと
体が硬いと
訴えるバレリーナで
立位前屈の指先が
床につかないバレリーナは
あまりいません。
開脚に関しても、
「これはちょっと時間がかかるな…」
というぐらい可動域が小さい方は
どちらかというと、稀です。
世間一般で言えば
十分柔らかい部類に入ります。
バレリーナとしては
不十分なのかもしれませんが。
特定の動作で柔軟性が低下する
柔軟性に悩みを持つ
バレリーナのほとんどは
「ある特定の動作時」に
柔軟性が低下するという
悩みを持っています。
立って前屈したり、
座って開脚するぶんには
そこそこ柔らかいのだけど
ターンアウトして、
5番ポジションに入ると
急激に体が硬くなる だとか
アラベスクの時だけ
以上に体が硬くなる、だとか
正確に書くならば
「特定動作に限った柔軟性不足」
であり
また、その本当のところは
「動作の不成立による制限」
であることが大半です。
動作の不成立による可動制限

漢字が増えてくると
読む気が低下してしまうので
簡単に書いていきます。
ある動作をする際に、
その動作が成立する要素が
不十分であると
可動性が大きく低下します。
具体的な例で言えば、
ターンアウト動作に対して
引き上げ動作が不十分であると
ターンアウト角度が低下します。
アラベスクで言えば、
後ろ足が上がらないのは
体が硬いからだけではなく、
背筋群の緊張が不足していても
足が高く上がらなくなる、
という感じです。
できない、伸びない、開かない
というのはやはりストレスですので
悪い意味でも本人の印象に残ります。
その結果、
日常動作で見たならば
かなり体が柔らかい部類に入る
バレリーナの女の子が
神妙な面持ちで
「私、体が硬くて…」
とお悩みになっているケースが
出来上がるわけです。
組み立て方の問題

素体やパーツが硬いというよりは
動作の組み立て方に
問題があるタイプの方が
バレリーナには多いように感じます。
先述の運動不足の男性のように
本当に硬くてお手上げ…という方は
正直な話、バレエ辞めちゃうのです。
どうしても硬くなってしまう
バレエ動作の組み立て方を
しているバレリーナが
自分の体は硬い
と強く思い込み、
組み立て方の再検討ではなく
筋肉や関節の過剰なストレッチに
ハマってしまった流れを
何例も拝見しています。
素体やパーツが柔らかくなっても
組み立て方はそのままですので
動きの中では柔軟性は低いままです。
そうしてまた、
新しいストレッチ器具や方法を
グーグルかヤフーで探す…
この流れからは
脱出したいですよね。
方法とコツの大事
素体やパーツをいじめ抜くのではなく
必要十分量のストレッチや
エクササイズと並行して
方法とコツを学ぶことが大切です。
(柔軟全くやらないのはダメですよ)
こういう風に使えば
バレエでの柔軟性を
再現する上で効率がいいよ
というやり方を知っていると
バレエという結果が変わります。
短い時間で高い効果を出すためにも
方法とコツを早めに獲得しましょう。
さて、
あなたの体は本当に硬いですか?
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