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公開日:2016年10月29日
最終更新日:2018年12月7日

こんにちは。
お世話になっております
稲城ひらお整体院バレエ外来
津端雄大郎です。

柔らかい体を手に入れるために
日々のストレッチや柔軟を欠かさない方も
多くいらっしゃると思います。

かといって一概に、とにかく体が
柔らかければいいのかというと
そういうわけではないのが現状のようです。

今回は
柔軟性が裏目にでるケース
を投稿いたします。

体が柔らかいことにもデメリットはある

flex

体を柔らかくしたい、柔軟性を高めたいというニーズは
バレリーナにはとても多く、たくさんの方が
これを目的として来院されています。

純粋に体が硬いと言える人も多いのですが、中には
可動性のテストをすると手のひらがべったり余裕で
床につく方も少なくありません。

これは一般的には十分体が柔らかいと言われるレベルです。

後者の例は、組織の柔軟性が不足しているのではなく
なまじ柔軟性が高いために体の取り回しが難しく
結果として柔軟性が低いと誤解されている方たちです。

体が柔らかいと動作的に合理性のない動きや立ち方が
『無理すれば出来てしまう』という隠れたデメリットがあります。

一見すると機能しているようですが、特定の部位に
負担が集中していたり、動作的な矛盾が内在していたりするため

柔らかいはずなのに開かない、関節がきしむ、必要以上に
筋肉が張るなどの症状が出ます。

脱力した状態での柔らかさとは

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上記のように元からある程度体が柔らかい方が
バレエを踊る上で柔軟性不足を感じる場合、
大体は『脱力した状態での柔らかさに頼ってしまっている』のが
原因であると考えられます。

体の緊張は少ないに越したことはないのですが
全くなくなってしまうと、今度は締まりが無くなってきます。

結果だらっとした立ち方、踊り方になってしまい
重力に対抗して足を高くあげたり、背中を引き上げることが
困難になってきます。

一定の緊張下での柔らかさとは

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床に足をついてしっかり体を引き上げた状態では
完全な脱力状態ではなく
むしろ体は緊張状態にあります。

バレエにおける実用的な柔軟性とは
一定の緊張下における柔軟性と言えます。

つまりまっすぐ引き上げた状態で
柔らかくなければ役に立たないのです。

この状態を実現する上で重要なのは、
組織の柔軟性以上に
筋力、それも絶対的な強さではなく
相対的にバランスのとれた筋力であると考えます。

どこか一箇所でも劇的な筋力低下がある場合、
体の柔軟性は大きく低下するからです。

ただしベッドの上で横になり、重力から解放されている場合は
この限りではありません。
ですので、リラックスした状態での柔軟性は
抗重力下の柔軟性とは似て異なります。

一定の緊張下での柔らかさ=まっすぐ立った状態での柔らかさ
と覚えておいてください。

柔軟性の高さは不安定性とも言える

体が柔らかいとまっすぐ立った状態でも
体が硬い方に比べて安定性が低くなる傾向にあります。

ただ立つだけでも、体のコントロールは
柔らかい人の方が難しいのです。

また動作的に矛盾のある体の使い方でも
体の柔らかい人は一見すると出来てしまいます。

足首がとても柔らかいバレリーナは
ターンアウトに際して膝ねじれを起こしやすい
傾向にある、など

高い柔軟性にはシビアなコントロールが
要求される一面が必ずついてきます。

柔らかい人ほど強い引き締めを

ウエスト

本来柔らかい人ほど、立って踊る上では
コントロールが難しく、その結果

柔らかいはずなのに柔軟性不足を指摘されるという
よくわからない状況になりがちです。

これを改善する上で、安定した引き上げと
しっかり開いたターンアウトが絶対に必要になります。
柔らかくてズレやすい分、保持を強くしないといけません。

ですので、本当は柔らかいのに
踊ると硬さを感じる方に対しては
身体を固定・安定させる方向へ施術を行います。

逆転しているように感じられますが、一度中心を
固定して体の保持力が上がると、持ち前の柔らかさが
正常に働いて、一定の緊張下でも柔軟性が保たれます。

過剰なストレッチによる負傷と筋力低下に注意

体を柔らかくしようと過剰なストレッチを行うと
怪我だけでなく、筋力の低下を起こすことがありますので
ご注意ください。特に今回の投稿で取り上げた

『本当は柔らかいのに踊っている時に硬くなる』方は
どうしてもオーバーストレッチ傾向になりがちです。

そうなると必要な体の保持力はさらに低下し、
ドツボにハマりやすくなりますので
ストレッチで行き詰まりを感じた方は
引き上げとターンアウトをもう一度見直してみてください。

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