子どもの側湾症整体には親が同席したほうがいい?
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お世話になります。
稲城ひらお整体院
院長の津端です。
梅雨入りしまして
雨模様の日が増えました。
このような天気ですと
不調になられる方が多く
久しぶりの更新となります。
今回は、
子どもの側湾症整体には
親が同席した方がいい?
を投稿いたします。
ご一読ください。

側湾症初診は絶対に同席して下さい
よくお問い合わせ頂く質問で
「子どもの側湾整体に同席させてもらえますか」
というものがあります。
この質問は当院からすれば
願ったり叶ったりで
是が非でも同席をお願いしています。
逆に
たとえご多用な保護者様ては
スケジュールを割いてでも
同席して欲しい旨をお伝えしています。
理由は多岐に渡りますが
特に重要な理由の一つに
『保護者の方に側湾症への理解を深めてもらう』
というものがあります。
側湾症は、
学校の健康診断などで
発見されて医療機関の受診を
薦められて発覚することが
大半ですが、その折
側湾症の細かい機序、
悪化が考えられる要素、
影響している要因などは、
ほとんど触れられることがありません。
検査→発覚→医療機関へ
という流れに乗って
定期的な経過観察が決定しても
「結局のところ側湾症って何ですか……?」
という状況の
保護者の方は少なくありません。
中にはご自身で文献を紐解き
インターネットを駆使して
情報を収集される方もいらっしゃいますが
セルフケアや日常生活での注意点など
具体的な対処対応を覚えていただく
必要があるため
施術に同席していただくことが
望ましいと考えています。
これらを子供さんが
全部覚えるのは大変ですし
現実的に無理でしょう。
二診目以降も極力同席して下さい
側湾症の治療においては二診目以降も
可能な限り同席をお願いしています。
小児側弯の整体治療では
痛くない・怖くない手法を
活用するようにしていますが
整体院で施術を受けるということは
子供さんにとっては
心理的ハードルの高いことですし
経過を知るための問診を取る上でも
親御さんがいらした方が確実です。
小児側湾症の整体施術では
自覚症状の変化や
日常生活での姿位の変化
セルフケアの達成率など含めて
術者と保護者様との間での
情報のやり取りが多くなります。
追加で行なっていただくメニューや
改善点なども状況に応じて
変化していきますので
お子様の治療マネージャーとして
ご同席いただけますと
非常に施術がスムースになります。
親の心子知らず…は当たり前

小児側湾症の整体は
一般的な症状に比べると
保護者様にお願いすることが
多くなる症状ですが
当の本人であるお子様の
施術に対するモチベーションは
往々にして高くありません。
しかし、
それは当然のことと言えます。
軽度側弯症の場合
具体的な身体症状は
ほとんど表出することはありません。
関節に痛みが出るケースや
呼吸が苦しいなどの愁訴は稀で
視覚的な変形以外には
無自覚であることがほとんどです。
そんな状態ですので、
学校の健康診断などで
側湾症の疑いありという診断をされて
親御さんがたいそうご心配されていても
当の本人としては

「……?」
という状態になります。
なんで痛くもないし困ってもいないのに
整体なんて受けなきゃいけないの~?
と思うのは当たり前ですよね。
そこをうまいこと
なだめすかして連れてきて
施術を受けさせて
自宅でも改善のための教導する……
はっきり申し上げて
とっても骨の折れることだと思います。
側弯整体は親の心子知らず……
と私は感じます。
それでも多くの保護者様たちが
忙しい時間をやりくりして
側湾症施術へ連れてきてくださる姿を見ると
親の愛情というものを感じずにはいられません。
お子様が大人になったころ伝わります
側湾症整体にまつわる親御さんの御苦労は
上記にまとめた通りでございますが
親心はお子様が大人になる頃に
時間差を以って伝わります。
当院には、
大人の側湾症の方も
多く来院されていますが
皆様一様に
「子供の頃にここを知りたかった」
「若い頃にこういう施術を受けたかった」
という言葉を仰います。
表現の差異こそありますれど
ほぼ100パーセントです。
大人になった時の負担やデメリットは
子供のうちは、まずわからないものです。
今もし子供に戻れるとしたら
一生懸命勉強して違う人生を歩むぞ!
ですとか
スポーツに打ち込んでプロになるぞ!
などと思う方は
沢山いらっしゃると思います。
が、実際問題
ご本人が子供の頃は
そんなことは微塵も
思わなかったことでしょう。
かくいう私も子供の頃は親から
「勉強しておきなさい、後で役に立つから」
と散々言われましたが
馬耳東風で遊び倒しておりました。
それから、子を持つような歳になって
後悔とまでは言いませんが
その意味を噛み締めております。
冷酒と親の意見は後で効く
という言葉もありますが
大人の思考だから見える側面があり
子供だからわからないということが
世の中多々あると思います。
それらをお子様ご本人に伝えたところで
本人が大人になる頃まで
その意味も価値も伝わることはない
と私は思います。
徹底したバックアップをお願いします

よく整体院のキャッチコピーで
「私と一緒に二人三脚で治しましょう!」
というようなものを目にしますが
小児側湾症の整体であれば
二人三脚よりも三人四脚、
三人四脚よりも四人五脚の
ご家族の万全のバックアップにて
施術していくのがベストだと思います。
変形を伴う症状の整体は
本当に早ければ早いほど有利であると
痛感しています。
施術に有利な時期を逃さずに
まだまだ手足と背が伸びる時期に
最適な施術を受けるためには
ご家族のバックアップが必要不可欠です。
このような理由から
側湾症の整体は治療終了まで
保護者様にご同席いただけると助かります。
お読みいただき
ありがとうございました。
お陰様です。
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