新百合ヶ丘・栗平|バレエを習っているバレエダンサーやダンス関係者のための整体なら、稲城ひらお整体院にお任せください。栗平駅徒歩17分で、土曜日も診療しております。バレエ整体でお困りでしたら是非稲城ひらお整体院で施術を受けてみてください。稲城ひらお整体院をご利用いただいているお客様の65%がダンス関係者ですので、バレエダンサーならではのお悩みを解決致します。
お気軽にお問い合わせください。
TEL:042-350-8808
受付時間/9:00~12:00 15:00〜 20:20(最終受付)
休診日/水曜日・日曜日(その他不定休あり)
公開日:2017年8月14日
最終更新日:2018年12月7日

お世話になります。
稲城ひらお整体院
院長の津端です。

本日のブログは
「軽度側湾症は経過観察で良いの?」
を投稿します。

健康診断などで
再検査・要経過観察と
言われた方はぜひご一読ください。

軽度側湾症は経過観察

整形外科的な見地で言えば
軽度の側湾症は原則として
経過観察をとります。

様子を見つつ、悪くなっていないか
側湾症が進行していないかを
定期的に検査し確認していきます。

側湾症は軽度・中度・重度と
進行程度によって区分されます。

終椎と呼ばれる、側湾症で
「背骨が曲がり始めた椎体」
の上下の垂線の交点角度を
指標として
この角度を目安に
進行度が区分されます。

この角度をCobb角と言います。

装具をつける目安角度は25度

経過観察

こちらのCobb角が
一定角度を超えるようになると

側湾症の進行を
物理的に抑制するために
側湾症のための
装具を身につけることになります。

側湾症の装具は
原則的に入浴などを除いて
ほぼ一日中装着することになります。

この西洋甲冑のような
装具を身につけることは
ご本人にとって
多大なストレスになります。

ご興味のある方は
画像検索をして見てください。

特に成長期のお子さまの
側湾症の場合は

大人以上に感受性が
高い時期であるため
心理的ストレスは
計り知れないものになります。

装具を付け続けるくらいならば
手術を選択する人が
多いというのも頷ける話です。

ただし、
装具装着を提案されるのは
原則中度側湾症からで

側湾症の歪みが小さいうちは
基本的には経過観察になります。

装具でもダメならば手術

側湾症治療に於いて、
外科的手術は原則最終手段となります。

特に身長や骨の成長が
終わっていない成長期の側弯の場合
外科的手術を行うことが
現実的に難しいという側面もあります。

装具の装着は日常生活での
不自由度が高く
ずっと付け続けるという
ストレスも強いため
率先して手術を希望される方も
少なくありません。

側湾症の手術は
脊柱エリアへの手術ということで

決してリスクが低い手術とは言えず
可能であれば手術しない
保存療法が推奨されています。

「進行させない」という考え方

整形外科的な見地では
側弯症は「進行させない」
という考え方で治療します。

前述の通り、側弯の角度が
一定になるまでは
矯正のための装具はつけませんし
基本的には「経過観察」という
形になります。

そのため早期発見と
定期的な観察が主な方針となります

学校の健康診断で側湾症についての
検査項目を入れた結果

側湾症が進行し
『重度側湾』になるまで
発見が遅れるという例は
大きく減ったそうです。

ただし、
ある程度側弯が
進行するまでは
具体的に何か対策を
するわけではないので

側湾症の方や、ご家族からすると
歯がゆい思いをされているようです。

他の愁訴やお悩みの
手技療法と同じように
「100%変化が出る」という
お約束はできないのですが

側湾症でお悩みの方は
ぜひ手技整体療法を
試して見てほしいと感じます。

思春期は愁訴が出ないことが多い

成長期の側湾症は
一部の重度のものを除いて
思春期から成人した直後くらいでは
具体的な愁訴が現れないことがあります。

腰や背中の辛さや痛み
呼吸器・消化器など内臓への負担
外見の大きな変化

などの側湾症特有の愁訴は
壮年期に差し掛かってから
発露することが多いようです。

加齢や老化による筋力低下や
骨の強度の問題など
様々な要因が推測されています。

そのため側湾症は
一般的に、若年期以降に
悪化する傾向があると
言われています

成長期のコントロールが重要な理由

もし側湾症にお悩みの
あなたや、あなたのお子様の年齢が
お若いならばそれはチャンスです。

ある程度高齢の側湾症よりも
成長期真っ最中の側湾症の方が
より大きな変化を期待することができます。

壮年期以降の側湾症よりも
成長期最中の側湾症の方が

体の骨や筋が
まだ伸びようとする段階のため
側湾症整体を行う上で
都合がいい現実があります。

骨や筋が若く柔らかいうちに
先手を取って手技療法を行い
骨の成長が終わるまで
好ましい状態をコントロールすることが
成長期の側弯整体のベストなチョイスです。

軽度側湾症は経過観察で良いの?

一般的に軽度側湾症は
装具装着が必要になる度数まで
経過観察するのがセオリーになっています。

側湾症が悪化しないか
経過をただ静観するだけではなく

能動的にできるアプローチは
試してみることをお勧めしています。

もっと正直なことを言えば
側湾症に関しては
一部の機能性側弯や
脳性の側弯を除き

そのほとんどが
機序不明(発生原因がわからない)
のものです。

稲城ひらお整体院は

何がどうして歪んでいるのか
よりも

何をどうすれば歪みを
まっすぐに近づけていけるのか

という側面から
手技整体療法をおこなっています。

軽度側湾症は本当に
経過観察で良いのか?

それぞれの
考え方があると思います。

側湾症を経過観察するだけではなく
能動的に改善したいと思った方は
ぜひ当院へご連絡ください。

お読みいただきありがとうございました。
御蔭様です。

この記事のキーワード

整体院リエールのお客様は80%以上がダンス関係者

豊富な経験とノウハウに自信があります。あなたのお悩みご相談ください。

世田谷区宮坂にある整体院リエールです。
当院ではバレエに特化した整体で、バレエ関係者は全体の65%、コンテンポラリー、モダン、ジャズ、チア、ベリーなど他の舞踊も含めると80%以上の方がダンス関係者の患者様にご利用いただいております。

この記事の著者

稲城ひらお整体院
記事一覧