坐骨結節から股関節を開く
カテゴリー:猫背姿勢不良
お世話になります。
稲城ひらお整体院バレエ外来
津端雄大郎です。
15日は未明にかけて
関東地方で雪になる恐れがある
とのニュースが出ましたが
明日はどうなるのでしょう。
今の所は、雪が降りそうな気配は
ないくらいの気温ですが。
今回は
「坐骨結節から股関節を開く」
を投稿します。
ご一読ください。
股関節の自由度を高めるために

バレリーナがバレエを踊る上で
股関節周辺の自由度を
高めていくことは絶対に必要です。
そのために多くの方が
スプリットをしたり開脚をしたり
色々な手段を以って
股関節の開きをよくしようとします。
ストレッチの有効度は確かに高いのですが
スプリットや開脚を繰り返しても
実際の舞踊において
なかなか柔軟性・自由度が
向上していかないことがあります。
そういう場合は
坐骨結節へアプローチして
股関節の根っこの部分を
解放してあげると
自由度が増す傾向にあります。
坐骨結節とは?
あまり聞きなれない名前かと思います。
坐骨結節とは
骨盤の下の方にある
突起部分のことです。
椅子に座った状態で
手をお尻と椅子の
間に差し込むと
左右それぞれ
骨ばった突起に
触れることができるはずです。

もちろんこんな座り方はダメなので
両足を揃えて座ってください。
この部分が坐骨結節と呼ばれ
ここにはクラシックバレエに
とても重要な筋肉群の
ハムストリングスの
末端が付着しています。
付着部にはストレッチがかかりづらい
筋肉の末端は付着部と
(或いは起始・停止と)
呼ばれ、一般的に
柔軟運動によるストレッチ効果が
かかりにくい部位とされています。
筋肉の『骨への結び目』ですので
簡単に緩んでしまっては
構造上困る部分でもあります。
ですので、一生懸命
開脚したりスプリットしても
一番硬く動かないように
設計されている付着部には
なかなか作用が起こりにくいようです。
強い刺激のマッサージはNG

組織的な緊張が強いといいましても
この場合、ゴリゴリとしたマッサージなど
強い刺激はご法度です。
短期的には緩んだような感じが出ますが
すぐ反射的に緊張が起こり、戻ります。
坐骨結節はお尻周りにあるので
厚い筋肉組織と脂肪組織に
周りをしっかりとガードされています。
それにお尻周辺は
坐骨神経系など
たくさんの神経が
走行している場所なので
強い刺激を入力すると
痛みや興奮を残す場合があります。
坐骨結節へのバレエ整体
具体的な操作法は割愛いたしますが
坐骨結節部分へ整体施術を行うと
付着部周辺の可動域が
大きく向上します。

バレエ動作で言えば
パッセポジションが
大きく開くようになり
足を上げた状態での
ターンアウトポジションが
非常に取りやすくなります。
骨へのアプローチの可能性
筋肉を緩める、関節を緩める
というやり方に
よくフォーカスが当たりますが
骨へのアプローチが
バレリーナの体に及ぼす
好ましい影響は
看過するには惜しいものがあります。

シンスプリントや
有痛性外脛骨などの
問題に対しても
骨へのアプローチは
有効度が高いように感じます。
骨へのアプローチといっても
ボキボキやったり
押し込んだりするようなものでは
ありませんので
ストレッチや柔軟運動で
壁を感じた方は
ターゲット部位を切り替えて
再挑戦してみてはいかがでしょうか。
この記事のキーワード
クラシックバレエ バレエ 坐骨結節 整体 新百合ケ丘 有痛性外脛骨 栗平 股関節
稲城ひらお整体院
住所 | 〒206-0823 東京都稲城市平尾1丁目29番地7号アビニヨン102 ■小田急線[新百合ヶ丘]駅からバス14分 ■小田急線[栗平]駅からバス8分 ■小田急バス[上平尾]停留場徒歩30秒 |
電話番号 | 042-350-8808 |
ホームページ | https://www.s-lierre.com |
メール | お問い合わせフォームよりご連絡ください。 |

ご予約・ご相談はLINE
でも対応しております
バレエ障害からターンアウトの修正まで
稲城ひらお整体院バレエ外来では
クラシックバレエの不調や
突発的なケガはもちろん
バレエ動作の改善や
パフォーマンスアップまで
クラシックバレエに
関するお悩み全般に
専門的に対応しています。
痛みや不具合を自覚されない方も
パフォーマンス向上を目的とされる方も
舞踊に関するお悩みのある方は
ぜひ当院へお越しください。
側湾症、姿勢不良、ストレートネックも
クラシックバレエの整体から派生した
脊椎側湾症の整体、姿勢不良の整体、
ストレートネックの整体も行なっています。
自助努力だけでは難しい問題に
専門的な技術と知識で対応します。
美しい姿勢はバレエのメソッドから。
ご予約の方法について
お電話でご予約いただく場合
042-350-8808まで
「整体の予約をお願いします」
とお電話ください。
現在お困りの症状、ご来院日などをお伺いさせていただきます。
メールでご予約いただく場合
以下のフォームをご記入の上、送信ボタンを押してください。