体調管理とボーダーラインの線引き
カテゴリー:自律神経系
お世話になります。
稲城ひらお整体院バレエ外来
津端雄大郎です。
ここ数日、雨模様が続いています。
その前日は
「いよいよ春だなぁ〜」と
感じるくらい日中暖かったのですが、
今日の雨は特に冷え込みました。
ちなみに本日のお昼頃、
小田急線経堂駅にて
人身事故があり
成城学園前駅から
徒歩で小田急線の線路沿いに
祖師ヶ谷大蔵〜千歳船橋と
経堂まで歩きました。
傘はさしていましたけれど、
随分と体が冷えた自覚があるので
終業後にセルフケアとして
お灸を据えたいと思います_:(´ཀ`」 ∠):
さて、今回は
「体調管理とボーダーラインの線引き」
を投稿します。
ご一読ください。
Contents
花粉症?風邪?原因不明の体調不良

喉の痛み、咳、頭痛、頭が重たい、
なんとなく熱っぽい
(発熱を伴う場合と伴わない場合あり)
などの
「ひょっとして風邪?」
「それとも花粉症?」
と今ひとつ判断がつきにくい
症状を訴える方が増えつつあります。
痛みや動きにくさなどはないけれど、
気力がない、活力がない、
力が入りにくいといった
不定愁訴的な問題を感じる
バレリーナがかなり増えています。
花粉症の場合もありますし、
実際に風邪をひいている方もいるのですが、
「なんだかいつもと違って微妙に不調」
という感覚が多くの方に共通している点です。
気圧・気温・湿度の影響

気圧や気温・湿度といった
天候に関する状況は
かなりダイレクトに人体に影響を与えます。
気圧が低いと、古傷が痛んだり
気温の高低差(昨日暖かい、今日寒いなど)や
高すぎる湿度などは
倦怠感や疲労感を感じさせます。
低気圧の日はナイーヴになりやすい傾向にありますし、
一転して、翌日カラッと晴れたら、
「昨日のドンヨリ感は一体なんだったの?」
と思うくらいスッキリしたりします。
特に気温差は顕著に影響します。
朝寒いのに、昼暖かく、夜はまた寒い…
昨日は暑いくらいだったのに、今日は冬に逆戻り、
でも明日はもっと暑くなるそうだ…
このような気温のギャップが大きい時期は
とかく体調を崩しがちです。
内科的なトラブルだけではない
天候から起こる影響は、
何も内科的・自律神経的な問題だけではありません。
原因不明の痛みや重さ、不快感なども
外部環境からの影響を受けることがあります。
過去に怪我した部分が
訳もなく痛み出したり、
いつもなら、なんて事のない動作で
痛みや不都合を感じたり、
筋骨格的な領域でも
悪影響が出ることがしばしばありますので
気候的な問題は意外と軽視できません。
お風邪をひかれる方も増えてます

ここ数日の気候を象徴するかのように
当店でもお風邪をひかれる方が
爆発的に増えています。
こればっかりは、体調のことなので
もう仕方がないのですが、
整体施術の日程はズラせても
コンクール本番や
大事なレッスンの日程は
ズラせません。
パフォーマンス管理と同じように
体調管理にも、注意する必要がありますね。
人の多いところに行くときは
予防のためにマスクをしておく。
手洗いうがいの慣行、
必要であればうがい薬も使う。
ビタミンCと水分の必要十分以上の摂取、
睡眠時間は可能な限り長くする。
などの予防を意識して
生活することが大事だと思います。
私は花粉症は治ったのですが
風邪の予防のために通勤時は
マスクを着用するようにしています。
ビタミンCは
ネイチャーメイドのでっかいボトルを自宅に用意し
水分に関してはお手洗いが近くなるくらい
こまめに飲んでおります。
お陰様で、風邪を引かずに
季節の変わり目を乗り越えられそうです。
近々、休めない行事がある方は
予防プラス免疫力向上を
日々の生活で意識してみてくださいね。
同じような条件でも調子が悪くなる時、平気な時

体調というものは
必ずしも再現性があるものではありません。
同じような条件・状況でも
大丈夫なときは大丈夫ですし、
十分に栄養をとり、
予防を心がけていたとしても
突然の体調不良に見舞われることも
絶対にないとは言い切れません。
先述した通り、
天候に関する要素の影響は大きく
睡眠不足の他に、
ストレスや運動不足など
様々なファクターが
相互に影響するため
「体調を整える」ことに対して
これといった正解はないと思います。
ここから持論になりますが、
体調管理の上で重要なことは
「ボーダーラインを見極める」
というところにあるのではないかと思います。
「無理しない」が結果的に被害が少ない

風邪の例で言いますと
「あっ、ヤバい風邪ひきそう」
という感覚を
過去に味わったことがある方は
いらっしゃいませんでしょうか。
この感覚について
患者さんにお話しすると
大人の方ならほぼ100パーセント
賛同していただけます。
まだ発熱はしていないのだけど、
この倦怠感、謎の喉の違和感からして…
近いうちに風邪をひくのではないか
という予感です。
ちなみにこの予感は
ボーダーラインを突破した段階です。
ですので、この感覚になると
ほぼ間違いなく風邪は引きます。
もちろん早期対策によって
風邪のダメージを最小限に減らすことはできます。
一つ前の段落で書いた
「ボーダーライン」はもう一歩手前の
・なんだか妙に疲れる
・不思議とやる気が出ない
・いつもよりご飯が美味しくない
といった、
意識しなければ見過ごしてしまう黄色信号
の要素を指します。
この要素が散見された段階で、
諸般の行事に対して
「無理しない」を
選択することをお勧めしています。
休んでもいいレッスンは休む。
お酒のお付き合いは控える。
眠れるならば早く寝る。
明日に回せることは明日に回す。
いつもより一枚余分に着込む。
など
小さな「無理しない」の積み重ねが
黄色信号を赤信号に変えないための
秘訣だと考えています。
「あっ、風邪ひきそう…」
と感じた段階で、本当はもうひいています。
免疫反応としての症状が
出てくるのを待っているだけです。
体調管理は先手必勝です。
直接灸をオススメしています
ここまで体調管理の方法について
書いてまいりましたが、
ビタミンCや水分以外の
体調管理の方法として
当店では
直接灸をオススメしています。
薬局で売っているような、
台座がついたお灸ではなく
モグサをひねって線香で火をつける
昔ながらのお灸です。
お灸をすえる場所は
人それぞれですが、
この直接灸は
風邪などの体調不良に対して
非常に効果的に感じます。
原因不明の倦怠感、疲れが取れない、などの
自覚がある方には
こちらからご提案することもあります。
正直、一瞬だけ熱いのですが
本当に一瞬です。
やけどにもほとんどなりません。
不安定な気候による
慢性的な体調不良に
何か良いリフレッシュ方法を探されている方は
ぜひご検討ください。
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