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公開日:2018年1月5日
最終更新日:2018年12月7日

お世話になります。
稲城ひらお整体院
院長の津端です。

今年もどうぞ
よろしくお願い致します。

さて今年1回目のブログは
「正月太りと正月不調」
について考察します。

お腹周りが気になる方も

もう未来永劫
正月休みが続けばいいのに
と願う方も

ご一読ください。

正月太りと正月不調

謹賀新年

新年を迎えて
患者さんの間で
非常に増えるお悩みが
二点あります。

一つはお正月太り。

年末に買った洋服が
キツくなったり

休み明け一発目に
お友達やご同僚の方から
頂いたご挨拶が

「あれ?太った?」

だったり

ご本人としてはそんなに
食べて飲んだ記憶もないのに、

見た目や数字には
なぜかキッチリ反映されているという
不思議の一つがこの正月太りです。

もう一つ増えてくるお悩みが
正月不調です。

これは正式な名称ではなく
私が勝手に
呼んでいるだけなのですが

年を越してから
どうも調子が悪い…

あけましておめでたい
はずなのに
体はお目出度くない…

十分休んで
羽を伸ばしたはずなのに
むしろやる気やパフォーマンスは
低下している感がある…

お正月以降に群発する
謎の不調や不良を
私はこのように呼んでいます。

この二つの正月固有の現象に
思い当たる体験がある方も
多いのではないでしょうか。

休み疲れ、という
言葉にも似ていますが

お正月は国を挙げての
まとまった祝日ですので

より多くの数の方が
症状を自覚する傾向に
あるように思います。

消化能力の低下

おせち

正月太りと正月不調に
共通するのは
消化能力の低下です。

食べたものを消化吸収して
排泄するというサイクルが
いつもに比べて遅く、弱くなります。

様々な理由が考えられますが
短期集中的な
生活スタイルの変化

運動不足、食べ過ぎ、飲み過ぎ
寝不足など
お正月には
内臓の働きを低下させる要素が
たくさん存在しています。

特に生活のリズムが
ガラッと変わるのは
心身にとっては
強いストレスとして入力されます。

その影響で、
胃腸の働きが弱くなったり
自律神経の働きがアンバランスになったり
大なり小なりの変異を感じる方が
とても多いようです。

1月7日には一年の無病息災を願い
七草がゆを食べるという風習が
日本全国に存在していますが

この七草がゆには
お正月の飲食で疲弊した
内臓を休ませるための
意味もあるという説もあります。

平安時代ごろから
ある風習のようです。

ただ、
現代の食生活と
当時の食生活では
大きな隔たりがあり

現代の食生活では
1日おかゆを食べたところで

胃の疲れを
リカバーできるのかどうか
正直怪しいところではあります。

お祝いということで
こってりした豪華な料理を
たくさん食べた方も
多いのではないでしょうか。

さて、
内臓が弱っていると聞くと
普通はなんだか
痩せていくようにイメージしますが

短期的な内臓弱化の場合は
太っていく傾向にあるように
私は感じます。

胃が働かず
どんどんお腹が膨らんで
胃腸が弱って代謝が下がるので
単純に太りやすくなります。

もちろんある程度、
長期的に胃腸が弱くなると
痩せていく傾向にありますが

胃腸が弱い肥満気味の方は
数多くいます。

こと、
正月太りという面で言えば
短期的な胃腸障害で太る
という認識で問題ないかと思います。

正月不調も同様で、
胃腸の働きが低下すると

全身がだるくなり
虚脱感(やる気が出ない)など

一見心因的とも見える症状を
自覚するようになります。

これは胃腸の性質によるもので
お腹の働きが低下していれば
筋力は思うように発揮できませんし
何をするにしても
億劫に感じられるようになります。

そうして、次の
運動神経系の鈍化へと
悪循環のように続いていくのです。

運動神経系の鈍化

ソファでゴロゴロ

正月太りと正月不調に影響する
もう一つの要素は
運動神経系の鈍化です。

身体能力は何もしなければ
驚くほど早く機能が低下します。

お酒と食事は美味しいし
テレビ番組も豪華
外は寒いから出かけたくないな〜

という方が
三が日をほとんどお家で
過ごした場合

四日目にはかなりの確率で
胃腸の機能や筋肉の機能が
低下し始めてくることでしょう。

病気や怪我などで
三日間ほど寝たきりになった
経験がある方は
わかるかと思いますが

寝たきりの場合、
たった三日でも
二足歩行がふらつくようになります。

これはご本人が
年齢の若い方であっても同様です。

人体に適切な負荷が
かからない場合は
その機能は加速度的に
低下してゆきます。

消化機能低下→神経機能低下→…

と何度か繰り返しているうちに
正月太りと正月不調という
現象がだんだん自覚できるようになります。

ではどのように
正月太りと正月不調を
改善していけばいいでしょうか。

このように書くと
一定の割合で

「じゃあ今年から運動習慣を設けよう」
ですとか
「とりあえず家の周りを走ってこよう」
などと
ラディカルな対応を
選ばれる方が多いのですが

この決意はだいたい
悪い方向に流れる傾向にあります。

三日坊主でダメたった、
などならばいいのですが

急に運動に目覚めた結果
本当にアキレス腱を切ってしまったり
膝を壊してしまうこともあります。

具体的には、
体調を戻してから運動へ移る方が
確実で安全だと言えるでしょう。

軽い運動と軽い食事制限から

最初に行うべきことは
軽い運動と軽い食事制限です。

運動といっても、
軽いストレッチやお散歩程度

食事制限といっても、
揚げ物を減らしたり、甘いものを減らす程度

本腰を入れた運動や
ダイエットをする前に
お正月前の通常モードに
戻すことが非常に重要になります。

この
『お正月モードから通常モードへの移行』
という考え方がとても大事です。

一気に巻き返し!となると
大体は破綻します。

破綻するだけならばいいのですが
新年早々怪我をしては
目も当てあられません。

お正月気分で
財布の紐が緩んだまま

スポーツショップに行って
トレーニング器具を買ってしまったり

高価なダイエット食品を
定期購入してしまう方が多いのは

通常モードへの移行を踏まえず
「一発逆転」を狙うからなのです。

ごくわずかな節制と努力で
通常モードに移行した後に
「本当に運動習慣を変えるのか?」
「本当にこれを機にダイエットするのか?」
をよくよく考えた方がいいでしょう。

正月ハイになると、
日程で言えば成人式を過ぎたあたりで
急に現実に引き戻され
正月燃え尽き症候群のような
現象が起こる可能性があります。

年始整体、オススメの理由

最後に手前味噌になりますが
年始の整体をオススメして
本投稿を終わらせたいと思います。

上記の通り

内臓の働きや
運動神経系の働きが
停滞し、エラーを起こしているのが

正月太りと正月不調の
バックグラウンドです。

当院で行なっている整体法が
必要な方の状態と
ほとんど一致しています。

正月太りと正月不調は
非常に整体と相性がいいのです。

この理由以外にも
年始整体をおすすめする理由があります。

それは、
一月前半で体調を崩すと
二月三月まで不調が続きやすい
傾向にあるためです。

寒さが厳しくなりますし、
風邪やインフルエンザも流行します。

お正月シーズンが終わったら
一旦、心身のアンバランスを
整えておくことは
本当に大切だと考えています。

それでは今年も
どうぞ宜しくお願い申し上げます。

お読みいただき
ありがとうございました。
御陰様です。

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この記事の著者

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