生理痛を軽くしてバランスを改善する
カテゴリー:自律神経系
お世話になります。
稲城ひらお整体院バレエ外来
津端雄大郎です。
四月になりましたが
気候は冬に逆戻りしてしまった様な感があります。
特に寒い日の雨模様は
冷えからくる障害との相性は
好ましくありません。
体を冷やさない様に、ご注意くださいね。
さて、今回は
「生理痛を軽くしてバランスを改善する」
を投稿します。
タイムリーに冷えとの関連性が高い症状です。
ご一読ください。
生理痛における痛み以外の問題

重い生理痛に悩まれる女性は
全体の三割というデータもあるくらいで
生理痛はバレリーナはもちろん
一般の方にも多い問題です。
生理痛がひどくて動けない…
学校や会社を休んでしまう…
バレエのレッスンに出れない…
本番前後に月経が被ってしまうと
思うようにパフォーマンスが発揮できない…
など、
肩こりや慢性腰痛などの症状に比べ
日々の生活やバレエのスケジュールに
影響が強い問題と言えます。
特にバレリーナにおいては
身体パフォーマンスの低下
集中力の低下
が顕著に起こるため
生理痛緩和を目的に
来院される方が
多数いらっしゃいます。
具体的な身体パフォーマンスの低下例として
骨盤を立てられなかったり、
ターンアウトが開かなくなったり、
いつもより筋緊張が強くなったり、
バランスが取れなくなったり、
反応速度が大幅に低下したり、
バレエを踊る上では
かなり深刻な影響を及ぼす例が多いです。
大人バレリーナだと
ただでさえ仕事があるのに
せっかく取れたスケジュールの
レッスンに出れなかったり、と
「生理がなければいいのに!」
と仰る方も少なくありません。
とは言え、
大切な生命現象ですので
なくなってしまうのも困ります。
実際に、
バレリーナの中には
生理が止まってしまう
無月経の方が少なくありません。
無月経(生理が止まる)も多い
ハードな運動を繰り返していながら
減量のためにダイエットをしていたり
スケジュールの都合で
慢性的な睡眠不足だったり
待機時間で体か冷えたり、
そもそも床がとても冷たい、など
諸般の事情から
無月経になるバレリーナは
少なくありません。
プレッシャーやストレスなどの
心因的な要素が影響している例もあります。
なぜ生理痛がひどくなるのか

特に多いのは、
過剰な減量から来るホルモンバランスの破綻
だと思われます。
バレエを踊る上で
体が軽いに越したことはありません。
しかし、
度が過ぎれば筋力低下を起こしたり
スタミナ不足を呈したりします。
その延長線上に、
生理不順や月経痛の重症化があります。
バレエを踊らない方でも
過剰なダイエットや日々のストレス
日常生活の乱れなどの影響で
このような問題が起こります。
炭水化物をカットするダイエット、
嗜好品の過剰摂取、
慢性的な寝不足や運動不足など、
生理痛の悪化因子は
バレリーナと変わらず
普遍的な要素であることがほとんどです。
また、単純に
「婦人器系統が弱い」
という個人的な体質の問題もあります。
同じような体型・環境でも、
生理痛が重い人軽い人に差があるのは
この部分が大きいです。
人間の体はとにかく個人差があるので
ここはどうしようもない点です。
もちろん、
婦人器系が生まれつき
あるいは家系的に弱くても
賦活して改善することは可能です。
生理痛への整体的調整

生理痛を改善するための
整体的調整法は世に多数あります。
骨盤調整であったり、
経絡を整える鍼灸であったり、
様々です。
当院では
按腹と呼ばれる
腹部へのアプローチを推奨・実践しています。
お腹(主に下腹部)の循環をリセットさせることで
自然と適切な排出を呼び戻すことを目的としています。
補助的療法として
冷えが強い方には直接据える昔ながらのお灸と
ストレスが強い方にはストレス緩和のための専門処置を
併用して行います。
バレリーナ用の調整であれば、
腹部や腰部の生理痛による痛みが緩和され
十分に局所を働かせることができる様にして
その上でもう一度
踊るために必要な体幹部分への
動作調整の働きかけを行います。
器質的な問題の関連性
婦人器系の問題、
例えば
「子宮筋腫や子宮内膜症の影響で
生理痛が重いのではないか」
と産婦人科にて診断される方も多くいます。
確かに影響はしていると考えられますが
必ずしも相関関係があるわけではなく、
子宮筋腫や子宮内膜症があっても
外科的手術をしなくても
生理痛が緩和するケースは少なくありません。
逆に、オペが上手くいっても
生理痛やPMSが緩和しないケースもあります。
按腹による調整は
痛みや制限の緩和だけでなく
産婦人科での定期観察の途中で、
子宮筋腫自体が縮小したり、
消失したりした例もあります。
もちろん、
生理痛の按腹
そのものが治したのではなく
ご本人の持っている
自然治癒力への後押しの一つ
であったに過ぎません。
ですが、婦人器系の器質的な問題を
お持ちの方こそ
徒手療法による生理痛調整を
代替的な選択肢の一つとして
視野に入れていただきたいと思います。
日々の生活での注意点

生理痛緩和のために調整と並行して
大切なことは日常生活です。
ツボにお灸を据えて、
体を冷やさないように厚着をしていても
アイスクリームをバレルで食べていたり
キンキンに冷えたコーラに氷を浮かべていては
意味がありません。
夜更かしや偏食などの
生活習慣が生理痛に与える影響は
とても大きいと感じています。
実際に生理痛に悩んでいる方は、
施術を受ける前に一度
ご自身の生活習慣を書き出してみることも
併せてオススメします。
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