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公開日:2017年8月11日
最終更新日:2018年12月7日

お世話になります。
稲城ひらお整体院バレエ外来
院長の津端雄大郎です。

本日は
「バレリーナの腰椎は潰されすぎている」
を投稿します。

バレエ性の腰痛の原因第1位は
「腰椎を潰してしまっている」
ことです。

腰に不安のあるバレリーナは
ぜひご一読ください。

バレリーナの腰痛を考える

バレリーナエクササイズ

腰痛を持病に持つ
バレリーナは少なくありません。

腰痛を持つバレリーナご本人に
ご自身の腰痛に関して
インタビューしてみますと

「バレエであれだけ激しく
腰を動かしているのだから
腰痛くらい当然でしょ」
と思う人と

「バレリーナは体が柔らかいのに
なんで腰が痛くなるの?」
と疑問に思う人と
半分半分のようです。

激しく動かしているから
腰痛になるのか

体が柔らかいから
腰痛にならないのか

私はどちらの意見も
一理あるとは思います。

ただし、この腰痛論に
「クラシックバレエの」
という冠がつきますと
話はちょっと
変わってくると思います。

腰が潰されている状態とは?

バレリーナ腰椎潰し

クラシックバレエを踊る
バレリーナのバレエ性の腰痛は
半分以上が「腰潰れ」によって
惹起されている腰痛だと考えます。

腰潰れ、
腰が潰されている状態とは
理想的な状況よりも
腰が動きすぎているため
腰の支持力が失われている状態です。

整形外科テストという
症状を特定するために
活用される検査法があります。

その中に、
ケンプテストというものがあります。

腰を潰して
腰痛になるバレリーナは
こちらのケンプテストと
同じ仕組みで、

つまり腰にストレスを
意図的にかけるテスト動作と
同じ動きでバレエを
踊ってしまっています。

腰に意図的に
ストレスをかける
ポジションで踊っている
わけですから

バレエの動きが
激しいから腰痛になる

あるいは
バレリーナは柔軟性が高いから
腰痛になりにくい

という仮説は根拠として
二の次になると考えています。

なお、「腰の潰れ」は
バレリーナの間では
周知されつつある
「反り腰」と「出っ尻」などとは
発生機序が多少違いますので
一旦、分けて考えてください。

なぜ腰椎が潰されるのか

スコーピオン

なぜバレエを踊って
腰椎が潰されるのか?
と考えてみますと

腹圧の不足
股関節の可動不足
胸椎の可動不足

この3つが
大きな原因であると言えます。

腹圧の不足

腹圧の不足とは
胴体や腰回りを
縦方向に支えておくための
力が不足しているという意味です。

一言で言い換えるならば
引き上げ動作が成立していない状態です。

股関節の可動不足

股関節の可動不足とは
「股関節が請け負うべき動作」を
股関節領域で
処理しきれていないものを
指します。

股関節を動かすはずの動作を
なぜか腰が代わりに行っている状況です。

胸椎の可動不足

こちらも股関節と同様に
「胸椎が請け負うべき動作」を
胸椎領域で
処理しきれていないものを
指します。

背中や背骨が頑張るべきところを
なぜか腰が代わりに行っている状況です。

股関節と胸椎の可動域が制限されている

上記の通り
「腰潰れ」が起こるバレリーナの特徴は
股関節と胸椎の可動域に
制限がかかっている点にあると言えます。

第一の「腹圧」に関しては
腰潰れ以前の前提条件のため
ここでは一旦割愛します。

腰潰れからくるバレエ性の腰痛を
改善・緩和させていくためには

股関節と胸椎が動けるように
していくことが必要です。

痛みやストレスを認識している
腰回りの筋肉や関節を調整しても
一層ダメージが強くなるだけです。

腰が潰れてしまうのは
腰にストレスが集中し
物理的・動作的な逃げ道がないためです。

胸椎や股関節の可動性の制限を
解除することは
腰にかかるストレスを
放流するための
スペースを作ることと同義です

折りたたむのではなく伸びながら反らす

股関節や胸椎の
可動性の制限を
解除するだけでなく
腰そのものに蓄積される
ダメージそのものを
減らすやり方というものもあります。

腰を潰して
踊ってしまうバレリーナは
腰を二つに折りたたむようにして
骨盤と背中の距離を縮める傾向にあります。

『腰を伸ばしながら反らせる』
という動作ができるようになると
腰を潰すことによるストレスは
大幅に軽減できます。

腰を伸ばしながら反らす
という動作は
再現できる人にとっては
ごくごく当たり前の動作ですが

腰を折りたたんでしまう
癖がついている人にとっては
すぐに体得するのは
少し難しいようです。

カンブレやアラベスクなどは
この動作処理が必須になります。

腰を潰している!と指摘される
バレリーナは伸びながら反らせる
動作を意識してみてください。

蓄積された腰椎ダメージの解放を

レントゲンでわかるレベルの

バレエ性の腰痛を
根本から解決していくためには

動作体系的な話では
腰に負担が集中しないよう
動作の分担と、
負担の少ない動作へ
変更ができれば良いでしょう。

では整体療法的には
どうかと申し上げますと

整形外科でレントゲンを撮影して
骨レベルでの診断がつくくらい
腰がボロボロになっている
バレリーナは少なくありません。

動作体系を変えていくことと
並行して慢性的なバレエ性腰痛は
腰そのもののケアも
欠かせないのが事実だと思います。

腰椎の疲労骨折や
若年性骨粗鬆症が
珍しくないのがバレエ業界です。

スケジュール的にも
身体が休まる暇がないような
過密日程はザラです。

そのため舞踊家寿命も
短い傾向にあります。

どの部位にも言えることですが
身体は原則ワン・オフで
替えが効きません。

大破する前に
あらゆる選択肢を駆使して
身体を大事にしてあげたいですね。

お読みいただきありがとうございました。
御蔭様です。

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