新百合ヶ丘・栗平|バレエを習っているバレエダンサーやダンス関係者のための整体なら、稲城ひらお整体院にお任せください。栗平駅徒歩17分で、土曜日も診療しております。バレエ整体でお困りでしたら是非稲城ひらお整体院で施術を受けてみてください。稲城ひらお整体院をご利用いただいているお客様の65%がダンス関係者ですので、バレエダンサーならではのお悩みを解決致します。
お気軽にお問い合わせください。
TEL:042-350-8808
受付時間/9:00~12:00 15:00〜 20:20(最終受付)
休診日/水曜日・日曜日(その他不定休あり)
公開日:2017年8月1日
最終更新日:2018年12月7日

お世話になります。
稲城ひらお整体院
院長の津端雄大郎です。

お子さんが夏休みに入り
家庭内が元気いっぱいで
嬉しい反面、ちょっとしんどい
お母さま方にご来店いただいております。

本日は
産後ママに多い腱鞘炎
を投稿いたします。

慢性的に手首が痛い、腕が痛い
お子さんを抱っこするのがしんどい
そんなお母さまは
ぜひご一読ください。

◎腱鞘炎は産後に好発する

職業病的

腱鞘炎を患うきっかけとして
「出産」という要素があります。

産前産後の体重変動や体型の変化により
手首周辺の構造的な影響が起こり
腱鞘炎を誘発するという説があります。

整体的な考察でいうと

骨盤と手首には関係性があり
産前産後の骨盤環境の変化により
手首周辺の環境も変わるから

という面白い説もあります。

どちらにせよ
出産を機に腱鞘炎になってしまうケースは
とても多いようです。

諸説ありますが
どうして産後ママは
腱鞘炎になりがちなのでしょうか。

◎赤ちゃんは手が離せない

落としてはいけないと無意識に力が入る

生まれてすぐの赤ちゃんは
文字通り、手が離せません。
もっと言えば目も離せません。

そのためお母さんは
おんぶ紐や抱っこ紐などを
介することはあっても
赤ちゃんが寝ている時、食べている時を除いて
ほぼ一日中赤ちゃんを抱いて
過ごすことになります。

このぐらいの年齢ならば
重さ自体は大したことはありませんが
『ずっと続く』という点
手首に対して大きな負荷を作っています。

また、物や道具と違い
「落としたらマズい」
という意識が働くため

同じ重量だとしても
赤ちゃんを抱く時は
ある程度の緊張感が
体に勝手に作用します。

赤ちゃんを抱く形で
手首や肩が固まってしまう
産後ママはとても多いです。

その状態で定着してしまった方が
育児をする上では都合がいいのですが
日常生活や、ご本人の身体感覚的には
息苦しく、体が伸びない状態だと感じます。

そのため、お子さんがまだ
小さくて軽い状態でも
産後ママの腱鞘炎のリスクは
すでに高くなっていると言えます。

◎子供は物理的に重い

赤ちゃんから乳児・幼児に移行していく段階で
お子さんの体重はどんどん重たくなります。

多くのお母さんから意見を伺ったところ
やはり大台(10kg)を超えると
かなり重たく感じるとの意見が大半でした。

手首への負担もさることながら
この段階では腕や肩、背中にまで
ストレスの蓄積が及んでいます。

ある程度大きくなってくると
おんぶ、抱っこ、肩車などのリクエストを
お子様から能動的に要求されることも増えます。

赤ちゃんの時ほど
緊張して抱かなくなっても

今度は物理的な重さという
腱鞘炎リスクが介入してきます。

すくすく元気に成長してくれて
お母さんは大変嬉しいことでしょう。

お母さんの手首や腕もすくすく元気に
回復・成長してくれればいいのですが
大半の産後ママには、そんな元気はありません。

◎お母さんは毎日屈曲位をとる

屈曲位

私は心の中で
「お母さんポジション」と呼んでいるのですが
子育てや家事の最中は
全体的に屈曲位をとります。

下を向く(頸部屈曲位)
抱っこ(肩部屈曲位)
肘が曲がる(肘部屈曲位)
手首が手のひらの方に曲がる(手関節屈曲位)
背中が丸くなる(胸椎屈曲位)

中腰(股関節及び腰部屈曲位)

などなど
丸まる、縮こまる、短くなる
といった属性の動きばかりを
一日中繰り返して行います。

自分より小さい相手の面倒を見るので
このようにせざるを得ないのです。

それも9時〜5時週休二日制でなく
朝から夜中まで原則365日無休です。

私がこのブログ投稿で
何を訴えたいかと言えば

「出産と育児のヤバさ」

の一文に尽きます。

出産を機に
自律神経がおかしくなったり
産後うつやストレス性疾患になったり
体型が崩れたり性格が変わったり

という話は枚挙に暇がありません。

ですので
産後ママの腱鞘炎は
出産育児に伴う体調不良の
氷山の一角に過ぎないと認識しております。

当院が産後ママを優待する理由も上記の通りです。

産後ママはお子さんのために
体に悪い生活をせざるを得ないのです。

◎荷物だって多い

お子さんと一緒に行動すると
どうしても荷物が多くなります。

オムツ、飲み物、着替え、おやつ…
など重いものもかさばるものも増えてきます。

独身時代や産前のように
化粧品とお財布だけが入るような
小さな小洒落たバッグでは
事足りない状況になります。

リュック、あるいは大きいトートなど
キャパシティのあるバッグを担ぎ
その上でお子さんのお世話をするので

このような要素も
産後ママの腱鞘炎リスクを高めている
のではないかと常々思います。

◎家事は手首にくる

育児以外にも産後ママの腱鞘炎リスクを
高める要素があります。

家事です。

炊事洗濯掃除などの動作は
実は手首を軸にした運動が多く

包丁で硬いものを切る
洗濯物を干す
アイロンをかける
掃除機や雑巾をかける
日々のお買い物

などはどれも手首に多少ストレスがかかります。

今回は産後ママの腱鞘炎というテーマで
ブログを書いていますが

お子さんがいなくても
産後ではなくても
主婦業の人には腱鞘炎はとても多い症状です。

炊事つながりで
調理師さんにも多かったりします。

フライパンは重たいし
包丁は意外と力がいります。

◎慢性的な炎症がある場合

軽度の腱鞘炎ならばそこまで
気にすることはないのですが
慢性的な腱鞘炎の場合、
強い炎症が発生している場合があります。

幹部が腫れていたり、
明らかに熱があったりする場合は
治療と並行してアイシングを行うように
当院では勧めています。

強い炎症が慢性的に続くと
組織の変形や融解を起こすため
整形外科にて外科手術を
勧められることもあり得ます。

冬場のアイシングは
少し辛いものがありますが
夏場のアイシングは
意外と気持ちがいいものです。

痛い方と痛くない方と触り比べてみて
温度や腫れに差があれば
アイシングしても問題ありませんので
心当たりのある人は試してみてください。

◎率先して伸びよう

24Hopen

先述の通り、お母さんポジションこと
『屈曲位』を一日中繰り返しているのが
産後ママの腱鞘炎及び体調不良の
総合的な増悪因子だと考えます。

これに対するセルフケアとしては
屈曲位の逆に相当する伸展位を
率先して作るのが良いでしょう。

具合的には
バンザイ動作や伸び動作がこれに該当します。
爪先立ちなども下肢の伸展動作になります。

動作自体はとても簡単なものですが
日々の生活でこのような動作を
意図的に行っている産後ママは
果たしてどれくらいいるでしょうか。

やっと少し手が空いた…さあ体操しよう
となる鋼の意志を持ったストイックな方は
ごくごく一部であると思います。

私だったら酒飲んで寝ます…

稲城ひらお整体院では
そんな「出産育児のヤバさ」から
産後ママを解放するお手伝いができるよう

産後ママにジャストな整体プランを
構築しています。

辛く苦しくしんどくなったら
お気軽にご連絡ください。

お読みいただきありがとうございました。
御蔭様です。

この記事のキーワード

整体院リエールのお客様は80%以上がダンス関係者

豊富な経験とノウハウに自信があります。あなたのお悩みご相談ください。

世田谷区宮坂にある整体院リエールです。
当院ではバレエに特化した整体で、バレエ関係者は全体の65%、コンテンポラリー、モダン、ジャズ、チア、ベリーなど他の舞踊も含めると80%以上の方がダンス関係者の患者様にご利用いただいております。

この記事の著者

稲城ひらお整体院
記事一覧