新百合ヶ丘・栗平|バレエを習っているバレエダンサーやダンス関係者のための整体なら、稲城ひらお整体院にお任せください。栗平駅徒歩17分で、土曜日も診療しております。バレエ整体でお困りでしたら是非稲城ひらお整体院で施術を受けてみてください。稲城ひらお整体院をご利用いただいているお客様の65%がダンス関係者ですので、バレエダンサーならではのお悩みを解決致します。
お気軽にお問い合わせください。
TEL:042-350-8808
受付時間/9:00~12:00 15:00〜 20:20(最終受付)
休診日/水曜日・日曜日(その他不定休あり)
公開日:2017年7月14日
最終更新日:2018年12月7日

お世話になります。
稲城ひらお整体院
院長の津端雄大郎です。

当院の得意分野である
スポーツ障害について

私見を述べさせていただきます。

スポーツ・部活動に打ち込まれている
お子様のいらっしゃる親御様は
ぜひご一読ください。

スポーツ障害と一般外傷の違い

膝のスポーツ障害

捻挫、打ち身などの一般的な外傷と
スポーツ障害と呼ばれる固有外傷の

最たる違いは何か?というところから
話を進めていきたいと思います。

思うに
スポーツ障害と一般外傷の違いは
「固有動作の反復性」にあると思います。

野球ならば投球
短距離ならば瞬間的加速
高飛びならばジャンプと

それぞれの種目の『固有の動作』を
何度も繰り返して起こるのが
スポーツ障害の特色だと言えます。

野球ならば「野球肩」
短距離ならば「シンスプリント」
高飛びならば「ジャンパーズニー」

それぞれ好発(特によく起こる)する
スポーツ障害はある程度決まっています。

どうでもいいことですが、
スポーツ障害は
全体的に横文字が多い印象がありますね。

スポーツ障害で絶対に必要なこと

動作の修正

捻挫や打撲など、
いわゆる突発的な怪我に対して


スポーツ障害は繰り返しによって
起こる反復的な怪我です。

そのためスポーツ障害を
根本的に改善させていく上で

絶対に必要なことがあります。

それはフォームの修正です。

フォームの修正と言いますと
ちょっと大掛かりで
大変そうな印象を受けますね。

確かに
ただ整体して不調を
治していくのに比べて

手間もかかりますし
お客様の自助努力も要求されます。

ですが、
長い目で見た時に
フォームの修正の有無は
圧倒的な結果の差につながります。

どれだけ整体で治しても
「寿命の短い使い方」をしていると
またそのうち壊れてきます。

中学生の部活ともなれば
相応にハードな内容になりますし
練習日もかなり多いでしょう。

だからこそ
「運用の際にかかる身体コスト」
は限りなく低くしておくのに
越したことはないのです。

ちなみに
パフォーマンス向上のための
フォームの修正と

スポーツ障害回避のための
フォームの修正は

似ているようで行う処理がかなり違います。

前者は大掛かりなパターン変更が必須ですが

後者はパフォーマンスを落とさず、
負担だけ小さくすればいいので
小さなパターン変更で対応可能なことが多いです。

ですので
フォームの修正といっても
そんなに大仕事にならないことが大半です。

無痛段階からのスポーツ障害整体

フォームの修正と同じくらい有用な手立てがあります。

それは、スポーツ障害が
無痛あるいはたまに痛いくらいの
軽度な状態の時に
動作系に作用する
整体法をかけてしまうことです。

スポーツをする方が
不具合がなくても
体のメンテナンスを
希望することがありますが

それとはちょっと違います。

不具合がないから
動作系を調整しても
問題がないので

スポーツ障害が起こりにくい
動作パターンに向けて
整体してしまうというものです。

メンテナンスというよりは
高速道路の夜間工事ですね。

稲城ひらお整体院には
動きの下地を変える
特殊な整体法があります。

「全国レベルを狙っている」

「高校でも引き続き活躍したい」

「将来はプロになりたい」

など
高い水準でスポーツに
取り組んでいる方には
強くオススメできます。

繰り返すたびに故障の強度は強くなる

毛細血管炎症

何度も繰り返して負傷するたびに
局所へのダメージ効率
どんどん悪くなります。

骨の変形や膨隆
(膨らんで盛り上がること)などは

度重なる機械的刺激による
防衛のための変形です。

スポーツ障害は
ある程度繰り返される前提で

検討しておく必要があります。

そのスポーツ特有の動きが
スポーツ障害の
引き金となっていることが

ほとんどなので、

スポーツの特性にもよりますが
その競技を続けている限り

全く負荷がなくなるということは
基本的にはありえないことだと思います。

繰り返しているうちに
不可逆(戻ることのない)
変形を起こしたり

順調だったスポーツ・キャリアを
ストップさせてしまう
深刻な状態になってしまうことは
決して珍しくありません。

「昔は有名な野球少年だったが、中学で肩を壊して諦めた」

と語るあなたの親戚のおじさんも
スポーツ障害に泣かされた
患者さんの一人なのです。

ある日突然、脈絡もなく
クリティカルな怪我をする。

繰り返された
スポーツ外傷の怖いところは

ここにあると思います。

動作の乱れは大きな伸び代でもある

スポーツ障害を引き起こすということは
身体運用に大きな問題点があるということです。

これは同時に
スポーツパフォーマンスにおいて

大きな伸び代が
残っているという証拠でもあります。

野球肩野球肘を
根本治癒させようと

頑張っていたお客様が

いつのまにか一軍レギュラーに
入ってしまったというケースは

何度も体験しています。

これは、
ボールの投げ方を変えるのではなく
ボールを投げる動作の質を変えたため

副次的に他の
動作の質も変わってしまい

結果として
身体パフォーマンスが向上した例です。

スポーツ障害の治療にはこういう
嬉しいおまけが結構ついてくるのです。

だから私は、
スポーツ障害の整体治療が
結構好きだったりします。

(痛みや不具合からの解放以上に喜んでくれることも)

いつかはぶつかる壁、超えるなら早いうちに。

大きな壁

もう随分昔になりますが、
とあるサッカー少年を
整体していた時の
やりとりをご紹介します。

当時、ある地域で
ドリブルにとても定評のある

サッカー少年がいました。

カットインの切れ味が早く、
ボールを持たせれば
敵のゴールめがけて突っ走り

相手のディフェンスを
置き去りにする高速ドリブルで
点をもぎ取る攻撃的プレイヤーでした。

そんな彼は2〜3ヶ月に1度程度の頻度で
私のところに治療を受けに来ていました。

なぜかというと
だいたいそのくらいの期間で
必ず足首を捻挫するのです。

これにはちゃんと背景がありました。

彼の走り方には
ちょっとした癖があり

一言で言うならば
「摺り足」に近い動作で
フィールドを疾駆していました。

これは確かに早いのですが
足が上がらないため、
容易な段差で転倒します。

ハードなコンタクトや
スライディングなどをかけられれば
簡単にすっ転びます。

ある時
私は提案しました。

「●●くん、走り方のフォーム変えてみない?
これからもサッカーを本格的にやるなら
いつか大きな故障をするよ。

慣れるまで瞬発力は低下してしまうけど、
フォームを変えて転びにくい走り方にしてみない?

捻挫だって、繰り返すと結構怖いよ」

●●くんは言いました。

「自分は高校まで本気でやって、大学以降は
趣味のサークルレベルでいいから、
今のスピードを落としたくないので

このままのフォームでやりたいです。

●●くんの意見には、一理あるのです。

本気でやると決めているのは高校卒業まで。
高校卒業まであと一年ちょっとだから

パフォーマンスを落とさないために
あえてリスクのあるフォームで
ドリブルのキレとスピードを重視する。

●●くんはもう高校三年生ですし

当人の意思を尊重する方がいいと思い

動作の改善はそれ以上推奨せず
怪我をした時だけ、治療のみを行いました。

確か7月だか8月だったかと思います。

引退直前の試合で●●くんは
結構な捻挫(靱帯損傷レベル)
をしました。

それでも
最後の治療に来た●●くんが
十分にやりきって満足げであったことを
今でも覚えています。

・・・

本人の意思もあり
残り時間が限られているならば
動作改善を選ばない

と言うのも
立派な選択肢だと言うことを
お伝えしたかったのですが

うまく伝わったでしょうか。

もし●●くんが当時、
中学生や小学生ぐらいの年齢で

高校生・大学生・社会人まで
サッカーをやりたいと
希望しているなら

かなり強く
動作改善を進めたと思います。

長く続けるならば
絶対に越える必要のある壁が
「スポーツ障害」だと
私は思います。

早い段階で改善・突破できるならば
それに越したことはありませんね。

スポーツ障害、スポーツ外傷なら
稲城ひらお整体院へご相談ください。

お読みいただきありがとうございました。
御蔭様です。

この記事のキーワード

整体院リエールのお客様は80%以上がダンス関係者

豊富な経験とノウハウに自信があります。あなたのお悩みご相談ください。

世田谷区宮坂にある整体院リエールです。
当院ではバレエに特化した整体で、バレエ関係者は全体の65%、コンテンポラリー、モダン、ジャズ、チア、ベリーなど他の舞踊も含めると80%以上の方がダンス関係者の患者様にご利用いただいております。

この記事の著者

稲城ひらお整体院
記事一覧